佐藤浩市が警察学校の教官役で三浦春馬と初共演!

2011/05/16 05:00 配信

ドラマ

これが初共演となる宮田役の三浦春馬と遠野役の佐藤浩市(写真左から)

テレビ朝日系で、7月からスタートする木曜9時枠の新ドラマ(タイトル未定)が決定し、佐藤浩市と三浦春馬が初共演することが分かった。ヒットメーカー・井上由美子氏が、これまでドラマではあまり扱われることのなかった「警察学校」を舞台に、中年新米教官と若き訓練生たちのぶつかり合いを描く。

同ドラマは、5月14日に放送されたドラマスペシャル「最後の晩餐~刑事・遠野一行と七人の容疑者~」で、警視庁捜査一課の鬼刑事として活躍した遠野が、部下を怪我させた責任を取って刑事を辞めたことに端を発する。辞令により警察学校の新任教官に就任した遠野(佐藤)が、公務員の安定や制服の格好良さなどに憧れる“イマドキ”の若き訓練生たちと真っ向からぶつかっていく。また、遠野の刑事時代の未解決事件が愛妻をも巻き込み、やがて遠野を追い込んでいくなど、教官としての新たな事件に影を落とす展開も繊細に描かれる。三浦演じる訓練生・宮田は「最後の晩餐-」のラストシーンで、刑事を辞め警察学校を訪れた遠野と因縁の出会いを果たす。宮田は何事もそつなくこなす青年で、今まで苦労も敗北も味あわず器用に生きてきた。ときにはルール無用とも思える手段を駆使して市民の命を守ってきた遠野とは正反対であり、遠野は“警察官の資質”をたたき込むべく宮田を指導していく。ほか、三浦と同様に「最後の晩餐-」のラストシーンで登場する訓練生・湯原役で、ハリウッド映画「ラストサムライ」('03年)にも出演した若手演技派俳優・池松壮亮が出演する。

連ドラで“教師”を演じるのは初めてという佐藤は「いろんな要素が詰まった見ごたえのある作品になる予感がしますし、しっかり演じて生きたいと思います。三浦春馬くんの世代の人たちは自分の人生や未来をよく考えている印象がありますが、三浦くん自身はどんな風に生きているのか、今回の撮影を通し、知ることができればと思っております」と、三浦との共演に期待を込めた。

一方、三浦は「自分の力を全部出し切ってぶつかりながら、佐藤浩市さんに一生懸命ついて行きたいと思います。この作品は“後にも先にもこんなドラマはないんじゃないか”というものになると期待していますし、そんな作品になるように自分たちも頑張っていこうという気持ちで取り組みます」と、力強く語った。