また、プラネタリウムならではの演技プランについて聞かれると「ストーリー自体に緩急があったので、緩やかなところは皆さんがゆったりと見られるように、いつも自分がやっているお芝居より少しゆったり目で、激しいところはどこまでやっていいんだろうと思いつつ、そういう部分は難しかったです。
でも、いろいろと演出していただきながら、(高杉と)2人で一緒に収録したので、向き合いながら楽しくできたかなと思います」と明かした。
2人での収録はお互いに影響を受けたようで、高杉は「最初は1人でやると思っていたから、自分だけだと間(ま)も分からないですし、反応もそれぞれ違うので…。自分も両方(流星/石)の役をやりますけど、相手がこうくる、というのが自分とは絶対違うと思うので、そういう部分では奈緒さんのやられている流星の元気な感じを見て、自分ももうちょっと元気にしてみようかなとか。そういう影響は結構あったかもしれないです」と語る。
それに対し、奈緒は「私もすごく影響を受けて、2パターン(の役を)やったんですけど、最初に高杉さんの声のトーンとか話し方が聞いていてすごく安心感があって、役としてもこの安心感を私も“そっち側”をやるときに出せるよう頑張ろう、っていうのは影響を受けました。そういう意味では2人で一緒にできたからこそ、それぞれの役が完成したのかなと思います」としみじみと吐露した。
また、プライベートでのプラネタリウムエピソードを聞かれ、奈緒は「プラネタリウムは小さい時に行ったことがあります。あと、天井に映せるものをプレゼントしてもらって、お家でも見ていたんですよ。小さい時、それを見ながら寝るのが幸せな時間で、“憧れの存在”だったんですけど、今回こうやってお仕事をさせていただいて、早速友達を誘って『実は声をやったから(行こう)』って言ったらみんな喜んでくれて。
気軽に一緒に行こうって言えるエンターテインメントだったんだな、って自分の中ですごく考え方が変わりましたし、ストーリー仕立てのものもあるので、これからもイベントが変わるごとに行ってみたいな思います」と笑顔を見せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)