「地獄の黙示録 ファイナル・カット」予告編解禁「朝のナパームは格別だ」

2020/01/28 10:35 配信

映画

予告編の映像が解禁された、フランシス・フォード・コッポラ監督「地獄の黙示録 ファイナル・カット」(C)2019 ZOETROPE CORP.ALL RIGHTS RESERVED.

2月28日(金)より全国IMAX33館にて期間限定上映される、フランシス・フォード・コッポラ監督「地獄の黙示録 ファイナル・カット」の予告編が解禁された。

WEB限定で解禁された映像の前半は、ヘリコプターの音が印象的なオープニングシーンから、ハリソン・フォード演じるルーカス大佐が暗殺の指令を下すシーンへと続く。そして、ナパーム弾投下の後、ロバート・デュヴァル演じるキルゴア中佐の「朝のナパームは格別だ」のセリフが登場する。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」にのせて、迫力ある戦闘シーンが収められている。

映像後半は、本作でもっとも象徴的な楽曲、ザ・ドアーズの「The End」をBGMに、カーツの王国が描かれ、マーロン・ブランド演じるカーツ大佐と、マーティン・シーン演じるウィラード大尉の「君は殺し屋か?」「軍人です」のやり取りが胸を打つ。

最後は、メインビジュアルのモチーフにもなった、ウィラード大尉が沼から顔を出すシーンと、カーツ大佐の「地獄だ。地獄の恐怖だ」のセリフで締めくくられている。

製作40周年を記念して、コッポラ監督自らが再編集し、新たなデジタル修復を施した本作は、ベトナム戦争下、カーツ大佐暗殺の特命を受けたウィラード大尉が、部下との船旅で遭遇する体験を、CGなしの壮大なスケールで描いた戦争大作だ。

映像は撮影時のオリジナル・ネガフィルムを初めて使用し、音声は劇場公開版のプリントマスターを使用。いずれも独自のIMAX DMR(Digital Media Remastering)技術でデジタルリマスターされ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像と迫力あるサウンドを体感できる。