集英社「少年ジャンプ+」が創刊された 2014 年 9 月から3年間連載されていたギャグ漫画「とんかつDJアゲ太郎」の実写版が6月19日に公開される。実写化が発表されると各界から「実写化アガるね!」「実写化はもはや意味がわからないwww」といった戸惑いと期待の大反響に包まれたが、この度大注目されていたキャストが発表された。
主役のアゲ太郎役にはコメディ初挑戦にして、コメディセンスを炸裂させた北村匠海、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリストの苑子役に山本舞香が決定した。ヒロインを演じる山本はクラブに行ったこともなく、DJを生で見たこともないそうで「クラブでの撮影は、どんなところなんだろう!?と、かなり好奇心旺盛に観察してしまいました(笑)」と撮影時を振り返った。また役作りについては「(苑子は)アゲ太郎みたいな不器用な男の子を助けてあげる優しさがあり、場を明るくする子だなって思ったので、笑顔を大事に演じました」と語った。アゲ太郎を演じる北村については「これまでにない新鮮な感じ。撮影前は変顔をして気合を入れてました。振り切った演技をしていて、おもしろかったです」とコメント。
アゲ太郎のライバルとなる気鋭の人気DJ屋敷蔵人役に北村と公私ともに交流のある伊藤健太郎が、アゲ太郎のDJの師匠であるDJオイリーは伊勢谷友介が演じる。伊勢谷は「同じ道を志す若いヤツに、いい加減ながら道を指し示す DJ オイリーという存在は、今いる自分の立場とも似通う部分が多く、抵抗感なくとても自然な形で役柄に入ることができました」と語り、役と自身を重ね合わせながら、若手俳優たちとの現場を楽しんでいた様子。
漫画の小山ゆうじろうは「こんなヘンテコな作品に、日本が誇る超実力・超個性派俳優たちが結集し、結果、良い化学反応が起こりまくっていた!全キャストのハマり具合に big up!は言わずもがな、特に、勝又一家の 4 人からは、グルーヴ感すら漂っていた!」と絶賛していた。
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