尾田栄一郎原作の世界的人気コミック「ONE PIECE」が、Netflixにて実写ドラマ化されることが分かった。また、原作者の尾田がエグゼクティブ・プロデューサーとして、実写版「ONE PIECE」に参加することも判明した。
1997年「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始した同作は、既刊95巻が全世界累計発行部数4億6000万部を突破。
伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャー(アニメ版CV:津嘉山正種)の残したと言われる「ひとつなぎの大秘宝」を巡って、主人公モンキー・D・ルフィ(アニメ版CV:田中真弓)が率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語だ。
テレビアニメ「ワンピース」(毎週日曜朝9:30-10:00、フジテレビ系)は1999年から放送スタートし、2019年に公開された映画最新作「劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』」が大ヒットしたことも記憶に新しい。
今回Netflixは、トゥモロースタジオと集英社と提携し、全10話のドラマシリーズとして全世界独占配信する。
共同制作となるトゥモロースタジオは、同じく日本のアニメが原作のドラマ「カウボーイビバップ」や、ポン・ジュノが監督した映画のドラマ版「スノーピアサー」などを手掛けることでも知られるハリウッドのスタジオ。
脚本はJ・J・エイブラムスの制作会社バッド・ロボットを経て、「エージェント・オブ・シールド」シリーズや、Netflixのマーベルドラマシリーズを手掛けた実力派、マット・オーウェンズが担当。
またエグゼクティブ・プロデューサーには、尾田の他に「LOST」を手掛けたことで知られるスティーブ・マエダ、さらにマーティ・アデルスタイン、ベッキー・クレメンツ、マット・オーウェンズが参加する。
過去にも実写映像化のオファーは多数あったという同作だが、尾田と「週刊少年ジャンプ」編集部がさまざまなハードルを乗り越えられると確信できたことから実現したという今回の実写化企画。
今回の発表を受け、エクゼクティブ・プロデューサーに就任した尾田栄一郎からも直筆のコメントが到着した。
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