今回の犯人、“殺人鬼M”の正体は誰だ?とネットでも話題となっているということで、男性キャストが“我こそはMだ”というプレゼンも行なわれた。ステージ上を動き回り、「前作で『全部、僕です!』と言いました。今回のタイトルは“囚われの殺人鬼”、そうです。僕です!」とテンション高めにプレゼンする成田。
「動けばいいってもんじゃないから」と成田を牽制して、井浦は「僕は犯人だからオファーを受けている。どう考えても僕が犯人です」と落ち着いたトーンで話す。鈴木は「僕の会社は加賀谷くんと立ち上げた会社で、そこの社長をやってます。従業員として美乃里ちゃんが働いてます。もし僕が美乃里ちゃんを奪いたいと思っているのなら…。会社の屋台骨となってるのは加賀谷くんが作ったデータのソフトなんです。これの権利も一緒に奪いたい。動機は十分ですよね」と理論的にプレゼンした。
最後は千葉。「まぁ、皆さん、頑張ってましたけど、僕からしたら“お疲れ様でした”って感じですよね」と余裕のコメント。そして「お忘れじゃないですか? 僕の名前、加賀谷学。Mじゃね? 主演が犯人って新しい。役を降りても誰よりも二面性があるのは…、僕です!」と成田のお株を奪うようなテンションの高さでアピール。
結果、“一番頑張ってプレゼンした”と白石が一番に選んだのは千葉。「声の出方も良かったですし、グッと持ってかれました」とその理由を伝えた。
最後は、千葉が「いよいよ始まったなって感じがします。ミステリーとしても楽しんでいただけると思いますし、人間ドラマとしても見どころのある作品になっていると思いますので、ぜひ楽しんでいただけることを願っております」というメッセージで締めくくった。
映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」は2月21日(金)より全国東宝系にて公開。
取材・文・撮影=田中隆信
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)