戸田恵梨香がヒロインを演じている連続テレビ小説「スカーレット」(毎週月曜~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んだ川原喜美子(戸田)の波瀾万丈な人生を水橋文美江が描く、オリジナルストーリーだ。
そんな喜美子の妹・百合子を演じるのは、福田麻由子。百合子は、喜美子の幼なじみである信作(林遣都)と第14週(1月6日~1月11日放送)付き合うことになり、そこからは結婚のあいさつに行こうとタイミングを見計らっていたが、なかなかできずに足踏みしていた。
しかし、第99回(1月29日放送)でやっと2人そろって結婚のあいさつを終え、晴れて夫婦になることに。おっとりした百合子と、いじられキャラな信作の関係は相変わらずのようだが、2人の心境に変化はあったのか? 今回、福田にインタビューを行い、今後の2人の見どころなどを語ってもらった。
――百合子と信作、やっと結婚のあいさつができましたね! 2人のシーンでのお気に入りを教えてください。
2人は第14週(1月6日~1月11日)で付き合うことにはなるんですけど、そのときは私の中でもまだあまりしっくりきていなくて、戸惑いが残っている部分があったんです。そのことで、私自身も悩んでいました。
そんな中で、第16週(1月20日~1月25日)で信作さんがちゃんとプロポーズしてくれるシーンがあるのですが、私はあのシーンが大好きなんです。あのシーンの脚本を読んだときに、「私のちょっと残っているこの戸惑いは、これで良かったんだ」って思えて。
本当の意味で、2人の恋愛としての関係が始まったのは、ちゃんとプロポーズをしてもらったあのシーンかなって思うんです。
第14週で付き合うことになりましたが、一か月ぐらいかけて徐々にゆっくり距離を近づけていった2人ならではというか、信作さんが百合子に言う、「ゆっくり夫婦になろう」っていうせりふが、すごく素敵だなと思いました。
――結婚が決まってから大野家のご両親とのシーンも増えたと思いますが、大野家での撮影の雰囲気はいかがですか?
結婚して、私が「SUNNY」(信作の両親が営む喫茶店)をお手伝いすることもあって大野家とのシーンが増えていくのですが、とても楽しいです(笑)。
喜美子姉ちゃんや八郎(松下洸平)さんも「『SUNNY』のシーンはほっとする」って言ってくださって。それくらい、「SUNNY」は楽しいシーンが多いです。
脚本家の水橋さんも以前おっしゃっていたことなんですが、喜美子姉ちゃんと八郎さんの周りでは大変なこともいろいろ起きていくけれど、大野家はそれこそ太陽みたいな感じでいてほしいとのことで。とにかく、なるべく楽しくやれたらと思いながら演じています。
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