――個人的に気に入っているシーンは?
ドイくんとダムオタクのフワさん(六角精児)のやりとりですね。いろんなことを分かった上でロマンを求めているフワさんはかっこいいなと。そんなフワさんに影響を受けてドイくんも動き出す。二人の関係はとても好きですね。
――魅力的なキャラクターが多い作品ですね!
自分は大人であるということを分かっていながら、どこか子どもっぽいというかロマンや夢を追い求めている。熱いものを持っているところがいいなと思います。
――ワクワクするような展開にも引きつけられますね。
ダムやトンネルが出てきて僕は両方行ったんですけど、工場見学をしているような感覚でした。普通はなかなか入れない場所ですから。テンションが上がって写真ばかり撮っていました(笑)。
最初に完パケで確認して、それから初号を見たんですけど、音が全然違うんです。現場で録った音がそのまま再現されているんです。撮影現場では、せりふも工事をしている作業の音も同時に録音。こんなにきれいに録れることにびっくりしました。とてもリアリティーのあるシーンになっていると思います。
――劇中では、アドリブっぽいシーンも見られましたが、いかがでしょうか?
この話をするのは憂鬱なんですよ…。みんな、ほんとにひどかった(笑)。キャラクター的に僕が笑えないことを知っていて言いたい放題。思わず笑ってしまって、それを監督が普通に使っているんです。岸井さんも同じようなシーンがありました。英さんは、そういうところがあるんですよ。油断できません(笑)。
――現場では笑いが絶えなかったみたいですね?
小木さんがボケて、上地さんがツッコむ。そして、本多さんが小木さんを持ち上げる。それを僕と岸井さんが見ていました。たまに、小木さんと上地さんが僕たちをイジったりすることも。すごく分かりやすい関係図が出来上がっていました。
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