――今年は1本か2本、お芝居をやりたいと話していましたが、このジャンルに出てみたいという希望はあったりしますか?
怖いと思うところもあるんですけど、時代劇には出てみたいと思うんですよ。それを乗り越えられたら、もっと自信がつくと思うんですよね。見ていても言葉遣いが難しいなって思うし、今の自分にできるかと言われたらそれは全然未知の世界だし、きっと「できない」って弱音を吐くとは思うけど、やってみたいなって思います。
あと、感情をあらわにする役も気になるけど、感情を出さずに表現することも気になってるんです。感情を出すのってリミットを超えちゃえば出しまくれるんですけど、表に出さないで内に秘めた人こそ、どうやって演じたりするんだろうって。
まだ私じゃ想像つかないようなことに触れて、教えてもらって、身に付けられたら、自分がもっと成長できるかなって思います。
――ちなみに、1月21日放送の「SKE48のバズらせます!!」(東海テレビ)でヨーロッパ企画の石田剛太さんと中川晴樹さんと共演していましたが、合間にお芝居のお話とかはしましたか?
「何で知ってくださってたんですか?」って聞かれて、「実は結構前になるんですけど、(東京・)本多劇場に観に行ったことがあって」ってお話ししました。今は1人で全然行きますけど、当時は舞台を観に行く機会がそんなに多くなくて、マネジャーさんと行くことが多かったんです。
そのとき初めて1人で行って1人で声を出して笑って、それが自分の中では衝撃的で、それくらいめちゃめちゃ面白いって思ったのを覚えていました。
――その1人で観に行った作品は何だったんですか?
タイトル何だっけ、大阪の…。
――「来てけつかるべき新世界」ですね!
そう! で、「―バズらせます!!」で共演したのは、私は舞台の後だったので、一緒だった役者さんたちの名前を言ったら、お二人が「あー!」みたいな。そういうのが何かうれしくなっちゃって。
演技の細かい話をしたりしたわけじゃないんですけど、ヨーロッパ企画のお二人と一緒に、演劇の空気でお話ができたことに1人で感動していました。
演劇の人たちの会話って「この前この人とこれ一緒にやったんだよねー」みたいな話だと思うんですよ。それを私は「ハケンアニメ!」で共演した人たちの名前を出したらできたので、仲間入りできたみたいな感覚でうれしかったですね。共演者さんに感謝!(笑)
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