全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録するなど世界中で愛されるミュージカルを実写化した、上映中の映画「キャッツ」。映画「レ・ミゼラブル」(2012年)の初日興収対比111.5%と好調な出だしを切った同作から、ロバート・秋山竜次が声優を務めたバストファージョーンズの歌唱シーン映像が到着した。
映画「キャッツ」は「英国王のスピーチ」(2010年)、「レ・ミゼラブル」などで知られるトム・フーパー監督がメガホンを取ったミュージカル映画。吹き替えは世界で2カ国のみに許されているが、日本語版には主人公・ヴィクトリア役に葵わかな、マンカストラップ役に山崎育三郎、グリザベラ役に高橋あず美、ミストフェリーズ役に森崎ウィン、スキンブルシャンクス役に大貫勇輔、ラム・タム・タガー役にOfficial髭男dism・藤原聡、オールドデュトロノミー役に大竹しのぶと、そうそうたる顔ぶれがそろった。
その中で秋山が演じるのは、グルメな紳士ネコ・バストファージョーンズ。太っちょボディに黒いハットとジャケット姿が印象的な彼は、食べ物に対する執着はピカイチ。オリジナル版を演じたアメリカのコメディアン、ジェームズ・コーデンは「彼の曲は激しい。ずっと動き回っていて決して止まることがない。駆け回ったり、転がされたり…見たら驚くよ」と明かすが、彼の曲は他のネコに比べても陽気でコミカルに仕上がっている。
秋山は、本作のプロモーションイベントで「ネコに合わせた生活を2カ月くらいしました。ボンネットの上で過ごしたり、空腹時は猫のおやつ食べたり…、とにかく頑張って一生懸命演じました!」と語った。その甲斐もあってか、歌とセリフが両方混じった難しい楽曲を見事に歌い上げている。
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