――2018年の番組スタート時からずっと土地探しを続けていましたが、今回この土地に決めた理由は?
番組のみなさんと土地探しをして、ちょっと甘く考えていたと言いますか、広さなど地形のことしか頭になかったんです。排水の問題など現実を知って、ちょっと煮詰まってしまい、迷い始めてしまって。候補の土地はあったんですが、手に入れたらそれは一生ものになります。例えば僕が死んでも後を引き継いでくれる人を探して続けなければいけないと思っているので、なかなか妥協もできませんでした。
そうした中、本当に偶然ですが、犬の散歩をしていたときに近所の方に会って話をしたら、一週間もたたないうちに連絡をくださって、数か所の土地を見せてもらったんです。僕の中で70%くらいいいなと思っていたんですが、本当にここでいいのか悩んでいたんです。そうしたらまた電話をいただいて、“見てみませんか?”と言われたところが、今回決めた土地なんです。
こんなところにこんな大きな土地が残っていたんだと驚きました。即決でしたね。実は僕、別の番組で犬のために家を建てたいと言った時もたくさんの土地を見たんですが、決めたときは、即決だったんです。今回も似たような状況で、ぱっと見て、“あ、これだ!”と思ったんです。土地を決めたのは去年の12月です。ずっと本気で探してきて諦めかけてきた時だったので、決まる時ってタイミングや縁で、ぴたっとはまるんですね。
――大きな池があり、王国建設は大変そうにも見えますがいかがですか?
いろんな土地を見てきてそれなりに勉強をしてきて、高いお金を払えばもっと広くて整地されているようなところもあったんです。でも、なんか面白みを感じなくて。
実は、良い土地がなかったら山を一個買おうと思っていたんです。山一個って大変じゃないですか、どうすればいいんだろうって。でもワクワクもしていたんです。そうしたら最後に出てきたのが3分の2が池という大変さ(笑)。それで“うわ~っ!”と思う反面、ゾクゾクワクワクしています。やっぱり大変な方が良いと思っていたので、どうやってみんなで大変な作業をしながら夢を叶えていくのかということだと思います。
――土地購入の際、「ちょっとびびります」とも吐露されていました。いよいよ計画が本格始動しますが、改めて今のお気持ちを教えてください。
プランはあっても、ちょっと大きな作業過ぎて、実感がわいているようでまだわいていないところもあります。ただとんでもなくお金がかかるだろうなっていうのはわかっています(笑)。ですからこれからも一生懸命働かなくてはいけないですし、いろんな人のお力を借りないと実現できないと思っています。
でもこれでようやくスタートが切れます。本当にお待たせしました!別の番組の時もそうだったんですけど、“買う買う詐欺”って言われちゃうので(苦笑)。僕は50歳過ぎてもそんなこと言われるのかって(苦笑)。やっと土地が手に入り、作業ができるのは本当にうれしいです。ほっとしています。
――犬と猫の保護から始めたいということでしたが、今後の計画は?
そうですね。犬と猫の保護がメーンになると思います。海外のシェルターも見せてもらったので、自分の中でこうしたいああしたいというのがあるので、それを慌てることなく、動物にとって一番良い環境はなんだろうと勉強しながら、ひとつずつつくっていけたらと思っています。
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