池上彰が日本や世界の重要なニュースをわかりやすくスタジオ解説する「池上彰スペシャル!」(2月2日[日]夜8:00-9:54、フジテレビ系)では、戦後最悪とも言われるほど関係が悪化した「日韓関係」について徹底解説。池上が韓国を緊急取材し、渦中の人物に話を聞く。
いわゆる慰安婦問題や徴用工問題をめぐり、旧朝鮮半島出身労働者への賠償を日本企業に命じた韓国最高裁の判決。そして、日本政府による輸出管理強化への反発から日本製品の不買運動が勃発した他、年明け早々には原発事故と東京オリンピックを結びつけた「防護服を着た聖火ランナー」のポスターがソウル市内に貼られるなど、日韓関係の悪化が止まらない。
有効な解決策が見えない中、池上は韓国で起きているある“動き”を取材するため、急きょ現地に飛んだ。
池上が韓国へ向かった目的は、2019年7月に韓国で出版された本「反日種族主義」。竹島や慰安婦問題などを検証し、これまでの韓国の歴史認識の“ウソ”を指摘した内容にもかかわらず、韓国国内で11万部の異例のベストセラーになっている。
自国の歴史観を否定する本をなぜ多くの韓国人が受け入れているのか。反日の嵐が吹き荒れる韓国で、今何が起きているのか。池上は、編著者の元ソウル大学教授で、李承晩(イ・スンマン)学堂校長の李栄薫(イ・ヨンフン)氏を訪ね、話を聞いた。
李氏は、韓国の反日感情の原点、そして問題点を語る。さらに、間違った歴史認識を伝える場所があると、龍山(ヨンサン)駅前に設置された徴用工像へ池上を案内。この像にもある大きな“歴史のウソ”があるという。
ほか、不買運動の今や、いわゆる徴用工問題で日本政府ではなく韓国政府の対応を批判する韓国の団体なども取材。そこから見えてきた日韓関係の未来とは。
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