――漁港でプライドを持って働く人を演じてみた感想は?
光石:いつも「ボス」のCMは、そういう市井の人たちのことを描いていますよね。僕も常日頃からテレビや映画でやる役は、何かこう自分の生活の延長線上にあるような、地に足のついた役をやりたいと思っていますので、今回の役はものすごくうれしかったです。
毎日毎日同じことをするのかもしれないけど、自分の仕事にプライドを持って一生懸命働くというのは、僕たち俳優業にも通じるところがあって、役柄をつかみやすいキャラクターでした。
――魚市場などで働いた経験は?
ゆきぽよ:魚市場はないですけど、居酒屋で2年間、バイトしていました。ホールで注文を取ったり、ドリンクを作ったり、魚をさばいたりとか、調理もしました。
――漁師の衣装はいかがでしたか?
光石:昔、漁師の役をやった時に着たことがありますけど、漁港で水揚げというシーンは初めての経験です。石巻の漁師さんが実際に買い求めるお店でスタイリストさんが手に入れたそうなんですけど、さすがにプロが着るものだけに着心地がいいし、防寒もしっかりしていて、これなら真冬でも大丈夫だなという感じです。
ゆきぽよ:私が着たピンクの衣装、超かわいくないですか。めっちゃかわいいと思って。これだったら全然、毎日着れるなって。すっごいかわいい。
――普段、缶コーヒーが飲みたくなるシチュエーションがあれば教えてください。
光石:ちょうど映画の撮影で、ずっと缶詰めになっているんですけど、重いシーンから開放された時に飲む缶コーヒーはいいですね。以前はタバコも吸っていたので、一本吸うたびに缶コーヒーを開けるみたいな感じでした。タバコはもうやめましたが、缶コーヒーは息抜きをする時によく飲んでいます。あと、自分の車で現場に行くので、運転する時は必ず缶コーヒーを買って飲みます。
ゆきぽよ:寒い時の熱い「ボス」の缶コーヒーって、超良くないですか? 中学生ぐらいからずっと飲んでいます。私は白のカフェオレがめっちゃ好きなんですけど、お母さんも好きだからネットでケース買いして、家でもよく飲んでいます。
――2020年に初挑戦したいことはありますか?
光石:仕事の方は残念ながら「こういう役をやりたい」と言えるほど偉くないので、僕に選ぶ権利は全くありません(笑)。とにかく頂いた仕事を真面目にするだけです。プライベートでは旅行が趣味なので、海外旅行に行きたいですね。
ゆきぽよ:今回の撮影で、女優って不思議で楽しいなと思ったので、2020年はもっとお芝居が上手になって、いろんな演技をしてみたいなと思いました。ドラマとか映画とか、CMもまた挑戦してみたいです。
――最後にメッセージをお願いします。
光石:2020年もみんなで力を合わせて、ボスを飲んで、盛り上げていきましょう!
ゆきぽよ:ゆきぽよ、初演技に本格的にチャレンジしているので、ぜひ温かい目で見守ってほしいなと思います。仕事終わりにぜひ缶コーヒー飲んでくださーい!
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