この映画は、いじめによって人を殺してしまった少年たちがその後、どのような人生を歩んでいくのかを描いた作品です。どうしていじめをしてはいけないのか。いじめといじりは違うのか。いじめをするとどうなってしまうのか。
普段、目を背けてしまっているいじめの問題を、とことん追求しています。すごくリアルです。全ての人に感じてもらいたい映画です。これを見た皆さんは、もういじめの傍観者ではいられないと思います。
この映画をきっかけに、もう1度いじめについてみんなで考えてみてほしいです。
「いじめの加害者」という共感したくはないキャラクターを、約1年にわたる撮影期間の中、上村くんは思い悩みながら、誠実に演じてくれました。撮影当時は中学生だった彼だからこそ体現できる特別な瞬間が多くありました。
彼のまなざしを通して、この社会を見詰めることで、誰しもが抱える加害者性が浮かび上がると思っています。
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