アカデミー賞授賞式は名言の宝庫!スピードワゴン小沢一敬が選ぶ歴代名スピーチ<ザテレビジョンシネマ部>

2020/02/07 07:00 配信

映画

第91回アカデミー賞授賞式よりMike Baker (c)A.M.P.A.S.


映画を愛するスピードワゴンの小沢一敬さんならではの「僕が思う、最高にシビれるこの映画の名セリフ」をお届けする連載企画。今回は日本時間2月10日(月)に行われる第92回アカデミー賞授賞式をより楽しむための特別編。過去91回分のアカデミー賞授賞式で披露された数々のスピーチの中から、小沢さんが心撃ち抜かれた名スピーチを語る。一体どんな名言が選ばれたのか?

──アカデミー賞授賞式は観てますか?

小沢「その後にニュースになったり、特集されたりするじゃん。そういうのはだいたい目にしてる。日本にも日本アカデミー賞があって毎年盛り上がってるけど、アメリカのアカデミー賞は、よりエンターテインメント色が強いから、最初から最後まで通して観ても楽しめるよね」

──長時間の授賞式なんですが飽きないですね、毎年。

小沢「例えば、自分の好きな面白い映画があったとして、あの授賞式は、その映画のエピローグとかスピンオフ作品みたいな位置づけで観られるわけじゃん。それぞれの映画を観た後に、さらにその映画を面白がれるというか。それは素晴らしい文化だと思うよね。出てくる役者も超一流ばかりで、授賞式そのものが1本の映画みたいに作られているわけだから」

──たしかに1本の作品として考えたら、超贅沢な作品ですね。

小沢「『週刊少年ジャンプ』でいえば、孫悟空とルフィとナルトが勢揃いして舞台に上がるようなもんだからね(笑)」

──また、ハリウッドの人々はみんなスピーチが上手いですからね。

小沢「シャレたこと言うよね。あとさ、みんな家族とか奥さんとかお世話になった人たちの名前を必ず出すじゃん。あれは日本の文化にあまりないものだよね」

──世話になった人の名前をいっぱい挙げますよね。

小沢「俺、海外の小説をよく読むんだけど、海外の小説も1ページ目に『この作品を○○に捧げる』って載ってること多いじゃん。『亡き友人○○に捧げる』とか、すぐ捧げるよね(笑)」