突然の撮休、架純は久々に帰省することにした。架純は駅まで迎えに来た母・由美子(風吹ジュン)とともに実家へと向かい、夕食のロール白菜を作りながら母子でたわいもない会話をしていた。
すると、そこに架純とは面識のない男・誠(満島真之介)が訪れる。架純の父の仏前で手を合わせる誠と、誠に親しげに自転車の修理を頼む由美子。由美子の誘いで、3人は夕食を共にすることに…。
撮休の架純は、朝から親友の優子(伊藤沙莉)と家で過ごしている。優子は録画していた架純が出演する恋愛ドラマに夢中。女子力の高い優子が作った朝食を食べながら、優子は架純に今夜の意中の男性との食事の同席を懇願する。
優子のために架純は一緒に居酒屋へ出向くと、優子の狙う同僚・田中(若葉竜也)が、架純に会えたことに舞い上がる。だが、女性を常に弱いものと決めつける田中の発言に、架純のイライラは次第に募っていき…。
撮休を利用し、有村架純はこれまで行けなかった人間ドックへ。そこはVIPが利用する高級施設で、あらゆるサービスが行き届いている。
次々に検査項目を終えていく架純はある男性の姿を見つけ後を追うが、ベテラン映画監督の日村(リリー・フランキー)と遭遇し、その姿を見失ってしまう。やがて迎えた腹部エコー検査。そこで待っていたのは、架純の記憶に刻まれた検査技師・近藤(笠松将)だった…。
撮休のうれしさから、帰宅した玄関でガッツポーズをする架純。上機嫌でリビングの戸棚を開けると、そこは手書きで不思議な夢のタイトルが書かれたノートとカセットテープで埋め尽くされていた。
戸棚から一つのノートと旧型の録音機を取り出すと、架純は集中してノートの中身を声に出して読み録音していく。その完成したテープを聴きながら、架純はゆっくりと眠りにつく。その夢の中の古書店で、架純はケビン(柳楽優弥)と出会う。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)