テレビ朝日系にて、名取裕子主演の「京都地検の女」の第7弾が、7月からスタートすることが分かった。
同シリーズは、'03年7月に放送を開始し、'10年の10月クールに放送された第6弾では、平均視聴率12.5%、最終回には最高視聴率15.0%を獲得した人気作。視聴者の反響に支えられて、過去6シリーズで、通算51本もの作品が送り出され、今回の最新シリーズでは、ミステリーファンを満足させるべく、“ハラハラ・ドキドキ感”をプラス。主婦ならではの視点から、送致されてきた犯人の心の奥に潜む真実を細やかに解き明かしていくあや(名取)の活躍を京都の情緒とともに描く。
共演は、実家が禅寺で、僧侶の資格を持つ異色の鬼刑事・成増清剛警部役の寺島進のほか、あやと対立する所轄署の刑事・池内弘二(益岡徹)、あやの腰巾着である検察事務官・太田勇一(渡辺いっけい)、大学3年生になったあやの娘・りん(脇沢佳奈)、あやが最も頼りにする上司・高原純之介(蟹江敬三)らが脇を固める。また、前シリーズより登場した見習い事務官だった斉藤加奈子(小林きな子)も登場し、新キャラクターとして中京署の新人刑事・栗原美波を大塚千弘が演じ、池内とコンビを組み、若い正義感を持ち、ひたむきに捜査を進める。
新シリーズが始まることに名取は「今シリーズでは初の女性刑事がメンバーに加わることになりました。“美しすぎる刑事”とあやの会話は、まるで嫁姑バトルです。とても楽しい場面になっていますので、ご期待ください」と意気込みを語った。また、シリーズがこれだけ長く続いていることについて「東京で別の作品を撮影している時に、小学生から『あ、京都地検の女!』と声を掛けられ、ここまでドラマが浸透したんだなぁとうれしくなりました。同時に、『京都地検の女』は、私の代表作だと改めて責任を感じました」と喜んだ。最後に「東日本大震災以降に放送されるドラマとして命のいとおしさ、一瞬一瞬を大事にして日々の生活を送ることの大切さなどを今までより一段と色濃く感じてもらえるような作品にするべく、真面目に取り組んでいますので、ご声援をお願いします」と締めくくった。
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