“女優”上西星来が開く新境地「春母夏母秋母冬母」開幕!『会場全体を愛や熱、楽しさで埋め尽くします』

2020/02/13 20:45 配信

アイドル

東京パフォーマンスドールの“美容番長”上西星来が新境地に挑む撮影:市川唯


上西星来とは?


今作で女優として新境地を開拓する上西は、東京パフォーマンスドールのメンバーで、グループ内ユニット・赤の流星としても活動する1996年8月14日生まれ、愛知県出身の23歳。

グループ活動以外では、俳句番組「俳句さく咲く!」(NHK Eテレ)、ラジオ番組「NEXT JAM」「じょにーじゅにあの もふっ・」(共に@FM、※タイトルの「・」は正しくはハートマーク)にレギュラー出演中。

モデルとしては2015年より「Ray」専属モデルを務める他、各種美容雑誌のビューティーモデルも担当し、東京ガールズコレクションやガールズアワードなどへの出演で、男性のみならず女性の支持を集めてきた。

個人活動の女優経験は、2015年に放送された連続ドラマ「セカンド・ラブ」(テレビ朝日系)、同年秋に上演された舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」のヒロイン、そして2019年12月に東京、2020年1月に兵庫で上演されたリーディングシアター「キオスク」。

決して多くはないものの、久々の“演技”となったリーディングシアター「キオスク」では持ち前のストイックさ、そしてより良いものを追求する前向きな姿勢によって演出家や先輩キャストに食らいつき、難しいアネシュカというキャラクターを演じきった。

そんな彼女が、本作では可憐な美しさの一方で少女になったり、母になったり、“飲み屋のママ”にもなったりと、さまざまな顔を見せ、ライブ中などにも時折顔をのぞかせる“SEIRA様”ならではの一本芯の通った芝居で存在感を放つ。

最終リハーサルを終え、上西は「劇場入りをして、TPDのデビュー公演から100回以上立っているCBGKシブゲキ!!のステージがいつもと違う空間になっていることに緊張を抱きながらも、客席を見たらいつもと変わらぬ光景でホッとしています」とコメント。

さらに「会場全体を愛や熱、楽しさで埋め尽くして毎公演終われればなと思います! 愛や楽しさの中にはもちろん悲しさも寂しさもあります。どんな感情も大切に大切に演じていきます!」と力強く意気込みを語った。

アイドル、モデル、そしてラジオ番組や俳句番組などで見せる顔とはまた違った女優・上西星来の姿が見られそうだ。

なお、メンバーの浜崎香帆脇あかりが14日(金)夜7時上演回後のアフタートークに、櫻井紗季が16日(日)昼2時上演回後のアフタートークにそれぞれゲスト出演することも決まっている。

また、初日を迎えるに当たり、作・演出・音楽を担当する糸井幸之介や、他のキャストからもコメントが到着。

以下にて紹介する。

糸井幸之介コメント


こんなにロマンティックでファンタジックでアバンギャルドな公園は、世界中何処を探しても見つからないかもしれません。でも誰の心の中にもこんな公園がある気がします。

誰もが、かつてこんな公園に行ったような、懐かしい気持ちになると思います。そんな公園で、皆さんと待ち合わせたいです。そんな公園で、お待ちしてます。

深井順子コメント


元ヤクルトスワローズの野村(克也)監督が亡くなってしまいました。父が本当に大好きで子どもの頃は神宮球場に通っていました。父と母と姉とあたしの四人で。とてもとても幸せだった。

人の命は限りがあります。その限り、を春母夏母秋母冬母は描いているように思うんです。心の灯りがともりますように。お待ちしています。

森下亮コメント


あなたにとても大切な、でも今は会えない人がいるならこの舞台を見て下さい。その人に会えるかもしれません。「春母夏母秋母冬母」にはきっとあなたの歌があります。劇場で聴いて下さい。そして帰り道に歌って下さい。

土屋神葉コメント


稽古初日から本番初日を迎えるまで、驚くほど、あっという間でした。お客様を迎えて演じることが出来る喜びと同時に、「春母夏母秋母冬母」の世界で生きる時間がいよいよ残り少なくなったことへの寂しさを感じ、複雑な気持ちです。

糸井さんが紡ぎ出す素敵な言葉と、言葉にさえならない稀有な空気感を、ぜひ感じてください。