――息もぴったりのお二人ですが、仕事をする姿勢でマネしたいと感じたところはありますか?
成田「やっぱり真面目さですね。いつも全力で取り組んでいる姿には本当に刺激を受けます。座長がそういう姿勢を見せてくれるとピリッとするというか。僕はスルッと始めちゃうタイプなので、そこの違いはあります。千葉くんは本番前にちゃんと気持ちを作って、壁を作って集中しますから」
千葉「壁なんて作ってないって!(笑)」
成田「いや、そういう姿勢がいいと思っているのよ。その姿を見るとこっちも『さぁ始まるぞ!』という気持ちになって、緊張感が出るので」
千葉「そんなことしてるつもりはないんだけどな。まぁ僕たちのシーンは常に対峙していて緊張感があるシーンだったりしたから、ある程度はあったのかも」
成田「そこもあるよね。加賀谷はピリピリしたり、イライラしているんだけど、浦野は緊張感を持つキャラじゃないから僕は自然体のままでいい。なんならちょっと迷惑をかけている感じでもいい(笑)」
千葉「もう不協和音ですよ。その自由さは本当にうらやましかった。今度は、反対の雰囲気を持つキャラクターをやりたいな」
成田「その時は緊張感もって、現場をピリピリさせるよ」
千葉「いや、そういう時でもきっと今回と変わらないよ(笑)」
――全てを知っている存在であるスマホの恐ろしさを描いている作品でもありますが、お二人の生活はスマホに依存していますか?
千葉「意外と依存していない気がします。現場でもそんなにいじらないし、寝る前に集中的に触るくらいかな。SNSしたり動画を見たり、ゲームをしたりして。ゲームを始めると止まらなくなっちゃうので危ない(笑)」
成田「それは依存している方なんじゃないかな? 僕なんて、丸一日使えない日があったけどまったく困らなかったから。デジタルが苦手で新しい機能とか全然わからないのもあるけど」
千葉「すごく便利ではあるけどスマホってちょっと煩わしい存在ではあるかも。世の中から急になくなってしまったらそれでもいいやと思えるような…」
成田「そして恐ろしい存在でもある」
千葉「本当。前作に出演してから、絶対にスマホは落としちゃいけないと思いました。パスワードとか入れるのも少し怖いくらい」
成田「そして、それ以上の怖さはこの映画を見て知ってほしいです」
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