妻夫木聡「結婚は僕にとって全てを許容できる感じ」結婚生活に“我慢”ナシ

2020/02/11 07:05 配信

映画

映画「Red」公開直前女性限定試写会に登場した妻夫木聡、夏帆、三島有紀子監督(写真左から)


夏帆妻夫木聡が2月10日、東京・渋谷のユーロライブで開催された映画「Red」公開直前女性限定試写会presented byアトレ恵比寿 トークイベントに登壇。会場に集まった観客や公式SNSに寄せられた恋の悩みに、夏帆と妻夫木、三島有紀子監督が答える一幕があり、妻夫木が自身の考える結婚生活について語った。

現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、センセーショナルな表現で新境地を開いた同名小説を三島監督が映画化。

平凡な結婚、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていたはずだった塔子(夏帆)が、10年ぶりに昔の恋人・鞍田(妻夫木)に再会し、運命は予想もしない方向へ走り出す様を描く。

トークでは、夏帆らが劇中のカギとなる塔子と鞍田が肌を合わせるシーンについて言及。

三島監督は「最大のコミュニケーションのシーン」と答え、「鞍田が塔子の心と体を解放していく意味合いがあったので、ずっと2人の表情を追い掛けたくて、カメラを近づけて撮っていて。撮り終えた後に、何と神々しい2人のコミュニケーションが撮れたんだろうと思いました」と手応えを。

夏帆


夏帆は同シーンについて「短いシーンの中に塔子のいろんな感情があって、それを表現するのが難しかったですね」と言い、「いっぱいいっぱいだったので、カメラの近さなど考える余裕がなかった。正直あんまり覚えてなくて、無我夢中でした」と回顧。

一方、妻夫木は「とにかくデリケートなシーン。夏帆ちゃんが夏帆ちゃんでなくなることがまず重要なことだったので、監督と3人でリハーサルをやったりと試行錯誤して。塔子の魂の叫びみたいなものが見えればいいなと思ったし、できる限り支えになれればと思っていました」と当時の撮影を振り返った。

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