クロストークでは、3人が会場に集まった観客や公式SNSに寄せられた恋の悩みに答えることになり、生涯恋愛をしたことがないという25歳の女性から「どのようなときに好きな人のことを好きだと感じますか?」という質問が。
夏帆は「難しいですね」と悩みつつ、「一緒にいないときにふと無意識に考えてしまうと、好きなのかもと思います」と回答。
妻夫木は「感性が合う瞬間が好きだなと思います」と口にし、「つい最近『はじめてのおつかい』を見て僕が号泣していたら、隣で妻も号泣していて。そのときに好きだなと思いましたね」とニッコリ。
また、妻のマイコについて「笑いの沸点も一緒で、そういう感性は似てるかもしれないです」と明かした。
三島監督は「同じ風景を見て『キレイだね』と言いたい。夏目漱石が『I LOVE YOU』を『月がキレイですね』と訳したように、同じ月を見て『キレイ』だと何も言わなくても思えてると好きだと思う」と持論を。
それを聞いていた妻夫木は「僕の『はじめてのおつかい』の話が恥ずかしい。もう少し知的なこと言えなかったのか…」と苦笑し、会場の笑いを誘っていた。
さらに「結婚生活での我慢の境界線は?」という問いも。3人の中で唯一既婚者である妻夫木は「結婚するのに条件がある人もいるけど、僕はあまりそういうのを考えたことなくて、結婚は僕にとって全てを許容できる感じなんです」と打ち明け、「我慢っていうイメージが湧かないし、別に我慢しているつもりもない。
お互いとお互いの人生がくっついて、家族というものになってるわけで、それさえもかわいいなと思えたり、好きだと思える相手を見つけたらいいなと思う」と真摯(しんし)な言葉を。
続けて「後で洗いものするからって言って寝ていたりすると、『ちっ』と思うけど、寝顔がかわいいなと思うし。生活でギブ&テークを考えるとややこしいので、楽にしていればいいし、我慢も意外と楽しい時がある。結婚はゴールでなくて、人生の通過点。終わりじゃなくて始まりと考えれば、我慢とは思わないです」と爽やかな笑みで明かし、会場に集まった女性ファンの心をつかんでいた。
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