勝新太郎が起こした大麻パンツ事件、黒澤明との大げんかの裏側を中村玉緒が告白!

2020/02/13 07:00 配信

バラエティー

試写会に向け中村玉緒がしていたことを告白


夫・勝新太郎について語った中村玉緒(C)フジテレビ


そして三つ目は、「世界の黒澤明との大げんか」。40年前、勝は「羅生門」(1950年)、「七人の侍」(1954年)などで世界的な名声をほしいままにしていた黒澤監督の新作「影武者」(1980年)で主演を務めることが決まった。しかし、役作りへのこだわりから自分だけを撮影するカメラを置き、自ら演技をチェックしたいという勝の願いを黒澤が一蹴してしまう。

この黒澤の決定に不満を持った勝は、あっさりと降板を申し出たのだ。芸能界のみならず、社会的な問題となったこのスキャンダルの裏側とは。

さらに、自ら降板を申し出たにもかかわらず、勝が「影武者」の試写会に一人で参加したという仰天エピソードは有名だが、玉緒はその試写会を切ない気持ちで見つめていた。実は玉緒は、勝の主演が決まった時から、二人で試写会に出るため人知れず準備をしていたというのだ。試写会を楽しみにしていた玉緒は何を準備していたのか。勝にも知らせることのなかったエピソードが明かされる。

勝は64歳の時、仕事先で突然吐血する。病院で医師から告げられた病名は、下咽頭がん。番組では、勝の知られざる闘病生活をドラマ化。玉緒が「この時は、本当につらかったです」と振り返った闘病生活の真相や、勝のさまざまなスキャンダルに振り回されながらも、「離婚を考えたこともなければ、何の恨みもない」と坂上に対して言い切った、玉緒の勝に対する思いが語られる。