Hey! say! JUMP高木雄也「自分らしくぶつかる」舞台単独初主演で“無気力なフリーター”に

2020/02/13 04:00 配信

芸能一般

Hey! say! JUMP・高木雄也が舞台「裏切りの街」で単独主演を務める

どんなストーリー?


無気力なフリーター・菅原裕一(高木)と平凡な専業主婦・橋本智子(奥貫)。菅原には長年付き合っている彼女がいて、智子には結婚している夫がいる。その二人が出会い系サイトで知り合い、出会い、恋愛をし、逢引を繰り返す。

二人はお互いに何かを求めるわけでもなく、この恋愛に発展性がないことも分かっている。お互い、大切だと思えるパートナーがいるにもかかわらず、身のない「浮気」を繰り返す。

会っている意味など考えず、「裏切る」という行為の罪悪感にさいなまれることもなく、惰性ともいえる二人の関係は続いていく。

そして家に帰れば、お互いのパートナーに対して、別の愛情表現をする。それを壊す勇気などない。

この先、自分はどうしたいのか。そんなことは考えない(振りをした)まま、ただただ日常生活をこなしていく…。

三浦大輔コメント


「裏切りの街」、再演です。初演の舞台から10年。その間に映像化もされました。執筆していたときは、この作品とこんなに 長くつきあうことになろうとは思いもしませんでした。

これほど息の長い作品になったのは、多分、時が流れ、時代が変わろうとも、揺るがない普遍性が「裏切りの街」にはあったからでしょう。

人間なんて、とても曖昧で、とてもぼんやりとしていて、「善」と「悪」が行ったり来たりする振り子のように、宙ぶらりんなものなのです。

「まあ…いっか」の「まあ…」のとき、一瞬でもためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。この作品を、“何となく”人を裏切ったことのある全ての人に捧げます。

「裏切りの街」の主人公、菅原裕一は僕の分身です。

いつも華やかな世界にいる髙木君が、「クズ」にもなり切れない、中途半端極まりない、どうしようもない主人公をどう演じ切ってくれるのか、何だかにやけてしまうくらい、今は、楽しみと期待でいっぱいです。

※本記事内、高木雄也の「高」は正しくはハシゴダカ