――ご自身の役柄についての印象や、役のここに注目してほしいという点はありますか?
小池アンリというかわいい名前の、私自身とは全然ちがうおしゃれな人です。アンリは喜美子よりかなり年上なんですけれど、喜美子からしたら「全然貫禄ないやん!」と思われるような、ちゃかちゃかしたおばちゃんって感じになっているかもしれないです。
ほとんどが戸田恵梨香さん演じる喜美子とのお芝居。喜美子とは全く違う世界の人間が飛び込んでくるわけだから、喜美子に刺激を与えるような役割なのかなと思いつつ演じています。
――収録に参加されてみて、現場の印象はいかがでしょうか?
現場では関西ことばが飛び交っているからやりやすかったんやけど、週ごとに演出スタッフが違うのでもうびっくり!ちょっと勝手が違うというか…大変やったなあ…っていうのが正直な印象です(笑)。
あと、衣装あわせのとき「スカーレット」というタイトルにあわせて、わざと緋色のセーター着てきてん。なのにプロデューサーもディレクターも、誰もツッコんでくれへんかって(笑)。わざわざ買うたのに、もう~!(笑)
戸田さんの印象は、えらい!お芝居について相談したら「そうですね、じゃあ相談してみましょう」と言って、演出の方にも呼びかけて最善の策を考えてくれる。この作品のためにいろんなことを考えて、私たちみたいに途中から入ってくる役者のことも考えて、自分の芝居のこともして…。戸田さんは、努力する、戦う子やと思いました。
この作品に参加して得たものは、戸田恵梨香さんの根性。ちょっと感動するくらい。今後大変なときは“戸田恵梨香を思い出そう!”みたいな。すばらしい役者やと思いました。
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