'12年大河ドラマ「平清盛」に武井咲、檀れいら初出演が続々決定!!

2011/05/26 17:00 配信

ドラマ

大河ドラマ「平清盛」の主演・松山ケンイチと並ぶ女性キャストら

NHK総合で'12年1月から始まる大河ドラマ「平清盛」に出演する女性キャストの発表会見が5月26日、同局で行われた。登壇者は主演・平清盛を演じる松山ケンイチをはじめ、深田恭子、成海璃子、加藤あい、和久井映見、武井咲、田中麗奈、檀れい、りょう、松雪泰子の10名。“大河経験者”は深田と和久井の2名のみとなり、新しい顔ぶれがそろった。

同作の前半は王家の物語が中心となる。三上博史演じる鳥羽上皇を巡り、藤原璋子(ふじわらのたまこ)を演じる檀と、藤原得子(ふじわらのなりこ)を演じる松雪が壮絶な正室争いを展開。悲運な人生を送る璋子に仕え、よき相談相手となる堀河局(ほりかわのつぼね)はりょうが演じる。

清盛の最初の妻・高階明子(たかしなのあきこ)には加藤、後の妻・平時子(たいらのときこ)は深田が演じ、その時子の妹で後の高倉天皇を生む平滋子(たいらのしげこ)は成海が抜てきされた。ほか、中井貴一が演じる平忠盛の妻で、無頼の清盛と実子を分け隔てなく育てた母・藤原宗子(ふじわらのむねこ)は和久井が演じる。

源氏の女たちとして、玉木宏演じる源義朝の気に入りの側室で義経の母、後に清盛にも見初められる存在となる常盤御前(ときわごぜん)は武井が演じる。また、義朝の正室で、源頼朝の母・由良御前(ゆらごぜん)は田中が演じ物語を盛り上げていく。

今回、女性キャストと初めての顔合わせとなった主演・松山は「男性のキャスト発表より緊張しますね(笑)。日本の歴史の中で一番優雅で、美しさが研ぎ済まされている時代。きっちり演じていきたいと思います」と決意を語った。

清盛の妻となる3人のキャスト陣はそれぞれ松山の印象、意気込みを語り、深田は「役に誠実に取り組んでいる人だという印象で、これから楽しみです。清盛は強い男というイメージ。その清盛を支えた強い妻、時には癒しなど与えられる時子を演じたいです」と話し、加藤は「松山さんの出演する作品を拝見するたび違う印象で、実際会ってみるとほんわりしていてどんな清盛を見せてくれるのか楽しみです。私が演じる明子はあまり歴史上の資料がないんですが、魅力的な女性に見えるよう演じたいです。撮影が始まるまで、浴衣を自分で着られるくらい和装に慣れておきたいです」と明かした。武井は「松山さんとは先ほど初めてお会いして、もう清盛にしか見えないです。ドラマデビューから2年も経たないし、時代ものの作品に出演するのも初めての中、大河ドラマに出演することができてとてもうれしいです。普段テレビで見ていた女優さんばかりで芝居も日常生活もまねできるとこがあればしていきたいです」と語った。

璋子を演じる檀と得子を演じる松雪は、お互い共演したいと思っていたことを告白。女性のバトルが繰り広げられそうなだけに、このあたりも見どころだ。檀は「台本をまだ頂いていないのでどのくらい壮絶な争いになるのか分かりませんが、楽しみながらやっていきたい」と話すと、松雪は「お芝居上では楽しんで、対決の構図はしっかり演じていきたいです」と語った。

最後に松山は「みなさんの意気込みなど聞けてモチベーションが上がりました。男性キャストも合わせ、このキャストならいい意味でぶつかって、どのシーンも魅力的になると思います。責任重大だけど一生懸命頑張ります」と8月に迫っているクランクインへの思いを語った。