神田松之丞が、六代目・神田伯山になるまでの半年を「情熱大陸」が追う!

2020/02/13 20:16 配信

芸能一般

神田松之丞改め、六代目・神田伯山(C)MBS

2月16日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)は、講談師の神田松之丞改め、六代目・神田伯山に密着する。

2020年2月11日、演芸界のみならず、多くのファンが待ち望んでいた真打ちが誕生した。

講談は歴史的なお家騒動や討ち入りの話を聞かせる日本の伝統芸能。同じ話芸の落語と比べて固く、とっつきにくいというイメージを持つ人も少なくなかった。しかし、伯山の講談を聴くとその認識は一変する。軽快な毒舌を交えたマクラ(小話)で爆笑させ客の心を掴んだかと思うと、講談では一転。熱のこもった語り口と怪演で登場人物たちを生き生きと蘇らせる。独演会のチケットは即時完売。“いま最もチケットの取れない講談師”というのは全く大げさな表現ではない。

さらに、その語りの才能は、ラジオやテレビなど、さまざまなメディアで花開いている。彼の代名詞となったラジオ番組では、予定調和をものともしない語りが人気。ユーモアに裏打ちされた毒舌に魅せられたファンも数多い。

基本的にメディアへの露出は「講談を広く知ってもらうため」と言い切る伯山。いま最も力を入れているのが「連続物」と呼ばれる、長い物語を何日もかけて披露する講談だ。2020年1月、真打ち昇進を間近に控えて挑んだのが「畔倉重四郎(あぜくらじゅうしろう)」。全19話、5日間連続で、物語の長さはのべ10時間にも及ぶ大ネタだ。体力的にも精神的にも厳しい公演を完遂することはできるのか。神田松之丞が、六代目・神田伯山になるまでの半年を追う。