――美乃里のことが心配だった加賀谷は笹岡を頼りますが、お二人は弱みを見せられる相手はいますか?
千葉「年上の友達ですね。事柄にもよりますが、慰めつつ戒めてくれるというか。そういう風にちゃんと言ってくれる人は信頼できます」
鈴木「親にも見せたくない部分というのもありますが、やはりそういう質問をされて一番に思い出すのは親。僕は、人に色んなことを相談したりするのが苦手なタイプで…。そのなかではわりと言いやすいというのが親なんですよ」
千葉「そうかも…。生まれたときから僕のことを知っている人だから、甘えられるという点はそうかも。一人暮らしをしたときにすごく親のありがたみを感じたことを思い出します。まぁ今は実家に帰ったら、最初は話すんですが途中から面倒くさくなり、つい“もういいから”って言っちゃうんですよ(笑)。心を開いているから言ってしまうのですが、その辺はちょっと直していきたいかも。まぁ鈴木さんはそういうこと言わなさそうですね」
鈴木「僕の母親は話し出すと止まらないですよ、弾丸トーク。なので空返事をすることはよくあります(笑)」
千葉「ちゃんと返事をしているところが優しいんですよ」
――「スマホを落としただけなのに」というタイトルですが、スマホを落としたことはありますか?
千葉「僕はあります。そのときは位置情報アプリで何とかなりましたが本当に焦りました」
鈴木「僕はスマホを落としたことはないけど家に忘れるのはしょっちゅうです。それくらいスマホに依存していなくて…」
千葉「それは仕事場で気づくのですか?」
鈴木「多いのは家に帰ってからですね。置いたままにしていて、あれっ!?って(笑)。見ないときの方が多いんですよ。本当に見るのは時間を確認するときくらいで」
千葉「それはすごい! 僕は家に忘れるということはあまり経験がないです。いつも音楽を聴きながら家を出るので、常に持っているんですよ。でも鈴木さんのそのスタンスかっこいいです!」
鈴木「ただその分、連絡がつかないとかマネージャーを困らせています(笑)」
千葉「そっか! でも忘れていたら落とす怖さはないですから! まぁこの映画だと何も話が始まらないですが…(笑)」
取材・文=玉置晴子
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