そんなやり取りの最中、場内には恐竜の近付いてくる不気味な足音が…。ステージにティラノザウルスが現れ、キャラクターたちは悲鳴を上げて逃げまどう。
タイムパトロール隊が、ドラえもんの秘密兵器の「誰とでも友だちになれるチョコ」をティラノザウルスに食べさせて一件落着した。
ティラノザウルスが去った後には、今井一暁監督が登場。高橋が「恐竜が出てくるシーンがめちゃくちゃ迫力ありました」と言うと「あのシーンは大変でした。のび太くんが恐竜の卵をかえすんですけど、あれがにわとりの卵だったらどれだけ楽だったか」と笑わせ、ドラえもんから「それじゃ、映画にならないもんね」とツッコみが。
弘中が「のび太くんがいつにも増してかっこよかったですね」と言い、高橋も「僕も運動神経が悪いから、のび太がかっこよかったのが響いた」と称賛。
監督も「何の取り柄もないけど、優しいのび太くんみたいな子が主人公で本当に良かったと思います」と感謝の言葉を掛けた。
「映画ドラえもん」シリーズの第40作となる今作は、第1作「映画ドラえもん のび太の恐竜」(1980年)とは違ったオリジナルストーリー。
のび太が卵からかえした双子の恐竜・キューとミューの仲間たちを探して、6600万年前の白亜紀の時代で冒険を繰り広げる物語が描かれる。
3月6日(金)より全国東宝系にてロードショー公開。
取材・文=青木孝司
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