前島亜美、エイベックス俳優による公演初日を迎え「“ホーム”のような場所になれば」

2020/02/18 17:20 配信

芸能一般

舞台「バレンタイン・ブルー」初日囲み取材に出席したしゅはまはるみ、久保田秀敏、前島亜美、武子直輝(写真左から)


avex management所属の俳優によるユニット「Avenue X theater」の第1回公演となる舞台「バレンタイン・ブルー」が、2月18日(火)から東京・銀座の博品館劇場で上演。同日、公開ゲネプロが行われ、囲み会見に主演の元SUPER☆GiRLS・前島亜美をはじめ、久保田秀敏武子直輝しゅはまはるみが登壇した。

同舞台は、エイベックス・マネジメントに所属する俳優14人が一同に集結し、外部ゲストとして西ノ園達大も出演。作・演出には、舞台演出家として20年以上にもわたり活躍している堤泰之を迎えた。

若者たちの夢と挫折、友情、恋、そして家族の愛が、歌と共につづられていくファンタスティック・コメディー。とある通りにあるカフェ&バー「バレンタイン・ブルー」を舞台に、カフェに訪れるさまざまな客が織りなす人間模様を優しく描く。

久保田秀敏「チームとしての一枚岩をお届けしたい」


前島は、同じ事務所の俳優が集まった稽古について、「家族のようで、みんな同じ事務所で仲間だからこそ、稽古期間は短かったんですけど、協力しあって、支えあってやっていたなって思います。初舞台の子もいるんですけど、先輩がいろいろアドバイスをしたり、常に温かくメリハリのある現場だなって思っていました。」と振り返った。

久保田秀敏


また、久保田は「同じ事務所とはいえ、なかなか顔を合わせることもないですし、一緒にお仕事をする機会がない中で、同じチームで公演を打てる幸せ、それをかみしめた上で、僕も年齢が30代に入りまして、だんだん若い人たちが入ってくる中で、自分も刺激になることが稽古の時点からありました。もっともっと頑張らないといけないなって思いでいます。エイベックスのチームとしての一枚岩をしっかりとお届けしたいなと思います」とコメント。

続いて武子は「僕もエイベックスに入った時はみんな年上でかわいいって言われていたんですけど、気付いたら結構上の方まできちゃって。下の子と接するというのが新鮮というか、先輩になったんだなって。でも、しゅはまさんとか、久保田さんとかいるから、甘えられるところは甘えていこうと思える現場でした。前島さんも主役として、リーダーとして、前に出てくれるので、みんなついていける現場だったと思います」と語った。

しゅはまはるみ「一番年配の私が言わない」


そんな中、ベテランのしゅはまは、「私は(事務所の所属としては)全然ペーペーの新人なので、皆さんに付いていこうと思っております」と笑いを誘いつつ、「他の事務所さんの人たちとか、他のプロデュース公演とかだったら、私はものすごく静かにしていたと思うんです。だけど、10代の子たちがキャッキャしていて、すごく明るくて、毎日元気をもらえて、「いいなぁ」と思って見てはいるんですが、時々「ちょっとうるさいよ」「今、そういう時間じゃないよ」みたいな時には、同じ事務所なので気遣いなく「ちょっと!」って言えるので、一番年配の私が言わないとなって。“あえて”言っていましたね。そういうのが気楽でいいなって。楽しい稽古場でした」と、先輩として現場を引き締めていた様子を明かした。

【写真を見る】舞台「バレンタイン・ブルー」で主演を務めるのは元SUPER☆GiRLS・前島亜美


最後に、前島は「エイベックスの役者で作る作品ということで、これがこの作品だけで終わらず、見てくださった皆さまに一人でも多くの方に、エイベックスにはこんなにいい役者、女優がいるんだということを知っていただき、今後その役者たちが出ていく作品も応援していただけたらうれしいなと思います。もしも、第二弾があるとしたら私たちよりもっと若い子たち、これからどんどん学んで羽ばたいていく子たちも育つような、“ホーム”のような場所になればいいなって思っているので、まずはこの公演を成功させるために、一人でも多くの方に何度でも見ていただける作品になるよう、私たちは精いっぱい頑張ろうと思います」と意気込みを語った。