映画「ターミネーター2」(1991年)の“正統な続編”として話題を呼んだ、「ターミネーター:ニュー・フェイト」(2019年)。すでに先行デジタル配信がスタートしているが、3月4日(水)にブルーレイ&DVDのリリースも決定。それに合わせて、シリーズの生みの親であり本作の製作を務めたジェームズ・キャメロンの特別インタビュー映像が公開された。
1984年のシリーズ第1作「ターミネーター」、そして1991年の「T2」で世界を驚かせたキャメロンは、「―ニュー・フェイト」でついに製作に復帰。
同時に注目されたのは、アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800役)とリンダ・ハミルトン(サラ・コナー役)のシリーズ主演2人が「T2」以降初めて顔をそろえたことだった。特別インタビューでは、キャメロン自らがその裏側を語っている。
当初、「サラ役への復帰をためらっていた」というハミルトン。キャメロンは、「60歳を過ぎているのだから、かつての自分と比べられたくはないだろう。1991年に自分が残した印象とね」とそれに理解を示すが、「でも私は彼女に伝えたんだ。いや、思い出させた。みんなサラが好きだと」と心を尽くして彼女を説得したことを明かした。
さらにキャメロンは、「彼女が成し遂げたことを多くの人が模倣しようとした。だが誰も成功していない。肉体と繊細な演技の組み合わせだ」と、ハミルトンへの称賛を惜しまない。
また、復帰にあたって1年がかりで肉体を鍛え上げたというハミルトンだが、その際の裏話も。ハードなトレーニングの末、撮影予定日までに体を作ったハミルトンだったが、諸事情で撮影開始が遅れてしまった。キャメロンは、「リンダは焦ってたよ。『今のうちに撮って!』」と、ハミルトンが肉体を維持することに焦っていたと語った。
映画本編では、ファン待望の復帰を果たしたハミルトンの勇姿が楽しめる。
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