さらに、「007 スペクター」や「007 スカイフォール」で活躍したプロダクション・デザインのデニス・ガスナー率いる美術チームが史実に忠実な塹壕や廃墟を作り上げ、照明チームがロジャーの監修の元で夜間シーンの撮影に試行錯誤する様子なども映し出され、サム、ロジャー、主演キャストの2人はもちろん、本作に参加したすべてのクルーが、”リアルタイムで物語を描く”ことを徹底的に追求して、本作の制作に挑んだことがひしひしと伝わる濃厚な映像に仕上がっている。
見どころたっぷりの映像の最後は、ロジャーが「実際にスクリーンで観て、ワンカット撮影の世界と、その撮影技術を堪能してほしい」と自身が生み出したワンカット映像に自信をのぞかせ、サムが「"ワンカットで撮影する”そう決めた覚悟が重要なんだ。それが観客の心に響く作品に結実すればこんなに嬉しいことはないね」と信念を持って仕上げた本作を観客の目に託すコメントで締められている。
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