「全裸監督」で注目の森田望智。「黒木さんを演じた感覚は抜けていかない。シーズン2の撮影は大切な時間になる」

2020/02/28 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「全裸監督」で女優としての才能を発揮した森田望智。撮影=藤本和史


――観客を驚かせたAV撮影のシーンはどんな気持ちで臨んだ?

撮影の数週間前までは不安があって「緊張して、できなくなったらどうしよう」と考えたりもしたけれど、本番では自分に「大丈夫。表現できるよ」と言い聞かせて、演じるのみでした。その時点で役を作り上げていたからこそ、演じられたんだと思います。

――「全裸監督」はシーズン2の制作も決定し、 再び黒木を演じることになる。

他の役を演じても、黒木さんを演じた感覚は自分の中から抜けていかない。ずっと残っているんです。だから、すぐに戻れるかなと思うけれど、やってみないと分かりません(笑)。シーズン2の撮影は、始まるのも怖いし、終わるのも嫌だし、不思議な感覚。ただ、これで完結する予定なので、二度とない大切な時間になると思います。求められるものがすごく高いので、努力しなきゃいけないけれど、頑張れば頑張るほど自分の中に積み重なっていくものがあるんですよね。

――映画やドラマは見るのも好き。自宅で映画鑑賞を始めると、家から出たくなくなってしまうのだとか。

それでデリバリーについ 頼ってしまって…。ギョーザとかファストフードを自宅に届けてもらっています。一度どうしても離れたくなくて 、すごく近いところからタピオカドリンクを届けてもらって。家を出てすぐのお店なのに、雨だったのでつい(笑)。ちょっとハマり過ぎかもしれません。

もりた・みさと=1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。O型。2011年 栄光ゼミナールのCMでデビュー。ドラマ「Iターン」(2019年テレビ東京系)などに出演

取材・文=小田慶子