エイベックス所属の俳優14名が出演中の舞台「バレンタイン・ブルー」 武子直輝の人生観が変わった一言とは

2020/02/20 20:00 配信

アイドル

インタビューに応じてくれた久保田(左)と武子(右)

前島亜美、久保田秀敏、武子直輝、しゅはまはるみらエイベックス・マネジメントに所属する俳優14名が出演している舞台「バレンタイン・ブルー」が2月18日に東京 銀座・博品館にて初日を迎えた。物語は、とある通りにあるカフェ&バー「バレンタイン・ブルー」に集う様々な客が織りなす人間模様を優しく描いたファンタスティック・コメディとなっている。

 今回、「バレンタイン・ブルー」で新しく働き始めるバーテンダー・若林優介役の久保田と、カフェの近くにあるコンビニで働く三沢研役を演じる武子に見どころを直撃した。

――お互いにそれぞれの役柄をご紹介してもらえますか?

武子:ヒデ君(久保田)が演じる役は一番遠い存在で入ってくるはずなのに、「バレンタイン・ブルー」に来るお客様を繋げていって、誰も触れられないところに一人だけ関わることができて物語の歯車を動かしていくとても重要な役なんですよ。

久保田:ありがとうございます(笑)。(武子が演じている)三沢という人物は、観客の皆様が一番自己投影しやすいキャラクターなんじゃないかなと思います。最初は強がっていたり、過去の経験から人の夢もバカにしてたけど、誰かの助言があって新しい一歩を踏み出せるんですよね。その結果みんながより幸せに明るく前向きに過ごせる……そんなところが「三沢のようにもう少し頑張ってみようかな」ってお客様が思えて感情移入しやすい役だなと思っています。日常でも友達とかにふと言われた一言で「チャレンジしてみよう」と思える瞬間ってあるので、その気づきを伝える三沢という役もとても重要だと思います。

武子:サンキュ(笑)

――お互い今回の物語にとって重要な役だと思っているんですね!

久保田:亜美ちゃんが主役なんですけど、一人ひとりに焦点あてられてドラマがあるので、それぞれのキャラクターにも注目してほしいです。

――先ほど久保田さんが誰かの一言で「頑張ろう」って思えることがあるとおっしゃってましたが、プライベートで誰かの言葉で勇気づけられた出来事ってありますか?

武子:結構気をつかいがちで、普段わざと明るくしてたりすることがあるんですが……地元の友達にはバレたりして「あんま無理しないほうが生きやすいよ」と言われて、始めは「誰だよ!」って思ってたんですけど……(笑)

久保田:(今回演じている)三沢と一緒じゃん!(笑)

武子:でもその言葉がきっかけで、もっとリラックスしたほうが生きやすいし、仕事においてもリラックスして挑んだほうが自分のキャパの広がるなって思いました。その言葉がきっかけで、自分の人間性もちょっとずつ変わりましたね。

――最後に見に来てくれる皆様にメッセージをお願いします。

久保田:本当に日常にある物語なんですが、この作品を見て友達や家族からの言葉を大事に、関わってくれている人を大事にして、さらにほかの周りの人の人生に影響を与えられるような作品でもあるので、そういう感情を感じ取ってくれたらいいですね! 楽しんで帰ってください。

武子:舞台を見に来てくださったお客様が、僕たちと同じ「バレンタイン・ブルー」のお客さんになって自分の悩みや葛藤を、このお店に来たことで幸せな気持ちや楽しい気持ちにして帰ってもらえるように、僕らも精いっぱい演じさせてもらいます。

舞台「バレンタイン・ブルー」の公演は、2020年2月18日(火)から2月25日(火)まで東京 銀座・博品館で上演中。またDVD発売も決定しており、公演期間中に会場で予約された方には特典としてオリジナル写真がプレゼントされる。