俳優の本郷奏多が放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に出演することが決まり、2月19日に行われた発表会見で喜びと抱負を語った。
本郷が演じるのは若き関白・近衛前久(このえ・さきひさ)。その類まれなる行動力で、公家でありながら自ら政治に介入する、変わり種の貴族という役柄だ。
会見に登場した本郷は、「このそうそうたるメンバーの中に参加させていただけて、非常にありがたいな、嬉しいなという気持ちでおります」と、大河ドラマ初出演の喜びをまず口にした。
そして、「私が演じる前久は関白という役職で、非常に偉い人物なんです。なので、そうそうたる皆さんが僕に対して頭を下げてくれるのはきっと気持ちいいだろうなと今から楽しみにしております」とニヤリ。
本郷らしいジョークで会場を和ませつつ、「ものすごい先輩の皆さまの中に混じらせていただいて、精いっぱい、ご迷惑をおかけしないよう、最後まで頑張りたいと思います」と決意を語った。
本郷の起用理由について、制作統括・落合将チーフプロデューサーは「本郷さんは以前から気になっていた個性派俳優で、高貴な雰囲気も出せる方なので、そこも期待してキャスティングしました」という。