続いて、ドラマを通して伝えたいことについて眞栄田は、「人が生きていく上で、出会いがあり必ず別れがある。でもあと何回会えるかなんて分からない。いつも当たり前のように過ごしていると、気づかないことがたくさんあり、時間だけがただ通り過ぎていく。分からないからこそ一分一秒を大事にしたいです」と明かし、「視聴者の方々にも、改めて時間や人の大切さについて考え、ドラマを見終わったあと、いつもそばにいる人に、新しい気持ちで会っていただけたら嬉しいです」と呼び掛けた。
山本も、「そばにいる人の大切さ、別れの悲しみや出会いの喜びを、当たり前に過ごしていく日々の中で、あらためて尊いものなのだとこのドラマを通して感じていただけたらと思います」と語った。
なお、演出を務めるのは、ソフトバンク、トヨタ自動車、日本コカ・コーラといった大手企業のTVCMをはじめ、2017年には「東京喰種 トーキョーグール」で長編映画監督デビューを果たした萩原健太郎。
そして、この2本のドラマの脚本を書くのは大島里美。萩原とは、2020年公開になったばかりの映画「サヨナラまでの30分」でタッグを組んだばかりだ。
そんな2人のラブストーリーを盛り上げるのは、主題歌「最後の恋煩い」を歌うOfficial髭男dism。
主題歌のほかにあと2曲、Official髭男dismの曲が使用されることが決定している。
“恋煩い”というものは、本来たくさんあって幸せかというと、そういうわけでもないものに思います。悩みは少ないにこしたことないですし、ハードな恋煩いは時として日常生活をも狂わせてしまうものです。
ですが、それだけ悩める人生の鮮やかさ、充実さは皮肉なことにある種の魅力を持っているようにも思えます。そんな“もう最後の恋煩いにしよう”“クヨクヨ悩むのはやめよう”という決意虚しく、また誰かを思い、憂いてしまう、幸か不幸かも解らない連鎖の歌です。この楽曲がドラマに寄り添い、彩りを加える事ができれば、幸いです
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