――現場も楽しそうですよね!
この作品で、たくさんの経験をさせてもらいました。タイムスリップした1986年のシーンは、どちらかまとめてではなく、46歳の光彦を演じている柳憂怜さんも一緒に撮影しています。ドラマの冒頭にこれまでのあらすじを46歳の光彦が語るシーンがあるんですけど、「僕が口パクをして、そこに柳さんが声をあてるのはどうですか?」と提案したら、採用されたこともありました。みんなで面白い作品を作ろうと考えていたので、現場でも変更が多くて。「カメラを相手に一緒に踊って!」といきなり言われたこともありました。
――プレッシャーはありましたか?
プレッシャーはあまりなかったですね。アドリブ力や、対応力が必要な現場だったので、毎日何が起きるかわからなくて楽しかったんです。もちろん求められているものは大きいんですけど、スタッフさんとアイデアを出し合って作れたので、その過程も楽しかったですし、自信もつきました。
――物語の舞台は’80年代。ご自身が生まれる前ですね。
当時の携帯電話がすごく大きくて!ビックリして持ち道具さんに話を聞いたんですけど、あんなにデカくて重いのに充電が30分しかもたないらしくて。本当にボウリングの玉くらい重いんです(笑)。料金もめちゃくちゃ高かったとか!実際に使うというよりは、持っていることをアピールするためのツールだったらしいんですよ。今の時代では、重くて不便なのに持っていることがステータスになるものってないなぁと思って。不思議な時代ですよね!
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