映画”パラキス”完成披露試写会で2000人のファン歓喜! 向井が北川の緊張ぶりに爆笑!!

2011/06/01 05:30 配信

映画

ファンをバックに集合する「パラキス」メンバー

6月4日から公開される映画「パラダイス・キス」の完成披露試写会が5月30日、都内にて開催され、出演者の北川景子、向井理、山本裕典、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希と新城毅彦監督が登壇。試写会が始まる前には、劇中挿入歌を歌い、この日のために来日したというsweetboxの生歌に合わせたファッションショーも行われた。

同作は、矢沢あいのベストセラーコミックを実写映画化した青春ストーリー。大学受験を控えた女子高生・紫(北川)が恋や受験に悩むなか、天才的なセンスを持つデザイナーの卵、小泉ジョージ(向井)と出会うことで自分の歩む道を見つけ出す。恋愛のほかにも、ファッションやメークにもこだわりを持つ作品だ。

大歓声の中、登場した向井は「北川さんがすごい緊張して、ガクガクしていて面白かった」と笑い明かすと、北川は照れた様子を見せた。そんな北川は「衣装合わせで制服を着たときに、『これはちょっとアウトだな』って思ったんですけど、周りのマネジャーさんたちがフォローしてくれたので、なんとか乗り切ったかなと。けど、ちょっと半目くらいで見てもらえるとちょうど良いかも」と久しぶりの制服姿の感想を述べた。

会場では、女性陣がタイプの男性キャラクターを選ぶことになり「私は徳森君。振り回されるとちょっとビックリしちゃうので、優しい人がいいなと思います」(北川)、「私は実和子を演じさせていただいたこともあって、嵐が一番好きですね。一番しっかりしている感じで」(大政)、「みんなかっこよくて悩みますね~。でも、私自身は振り回されるよりは、振り回す方なので、徳森君をどう料理しようかなって(笑)」(加藤)と答えた。これに対して向井は「ジョージの人気、なくないですか?」と不安げ。見かねた五十嵐が「大丈夫、私がいる!! 」とフォローしていた。

また、役について山本は「過去にないくらい自分なりの爽やかさを出していて、撮影中にみんなに笑われた。景子ちゃんは僕の一言一言に笑って、僕を撮影している時カメラに映ってないとこでずっと笑っていて、芝居がやりづらかったです」と北川へクレームを。続いて、五十嵐は「あんたたち、あたしが微動だにしないから美人な銅像かと思ったでしょ!! 見ての通り、この作品でたくさんのことを学びました。劇中のイザベラは五十嵐隼士だと思わないで見てください。そして、実は男役としても登場しているので探してみてください」と会場を沸かした。

撮影中の出演者たちの様子について新城監督は「スタジオでの収録がハードだったのに、みんなで励まし合ってキャーキャーやっていて、合宿みたいな感じで楽しかったです」と語り、賀来は「初日からイザベラに色目を使われました。メークをしていて鏡をぱっと見たら、かつらなしのイザベラが至近距離に立っていてビックリさせられましたね」と仲の良さを明かした。

さらに、向井は「去年の夏の暑い時期にみんなで頑張った作品なので、たくさんの方に見てもらえるのはうれしいことです」と作品の完成を喜び、北川は「撮影を通して感じたのが、ジョージのせりふは勇気の出るせりふがたくさんあって『自分の可能性を信じなきゃ何も始まらない』は私が一番好きなせりふです。これから新しいことにチャレンジしたいけど一歩踏み出せない方や、自分を変えたいと思う方に何かパワーを与えられるような作品になっているんじゃないかなと思います。もちろん、ファッションやメークも美しいのですが、是非せりふの方にも注目して見ていただけたらなと思います」とファンへのメッセージを送った。

そして、試写会のラストにはスペシャルゲストとして、主題歌を歌うYUIが登場し、サプライズライブを開始。会場は、集まったファン約2000人の大歓声に包まれた。