2人の歌声を初めて聞いたときに、最近聞いたことがないくらいの王道感があるなと。「歌を聞かせる音楽」の本質を久しぶりに聞くことができ、鳥肌が立ちました。
2人の歌声、音楽はたくさんの人の心の中にある原風景のようで、純粋に「これ、みんな好きなんじゃないの?」と思いました。何よりも、自分が素直に好きだな、ぜひこのアーティストをプロデュースしてみたいなと思いました。
彼らの歌声の良さは、ピュア、無垢、少年性、不器用だけど、愚直なまでに真っすぐで、1つ1つの言葉や歌詞の風景が心に刺さってくることです。
「12cm」は、デビュー曲にして6分超えの壮大なバラードで、思い切った楽曲だなと思いましたが、聞いている人の心の中で情景が見えたり、それぞれの人生のストーリーに変換し共感できるような、全方位に届く王道感というものを僕の中で大事にしました。
ただ、古き良き王道のポップスをなぞっているだけではダメで、最新の技術や最先端の録音技術が必要なため、ミュージシャンやエンジニアも含めて、僕が信頼している最強のチームで挑ませていただいています。
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