2018年11月に公開されて話題を呼んだミステリー映画「スマホを落としただけなのに」の続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が2月21日に公開。
今回は、神奈川県警サイバーセキュリティ対策室に所属する刑事・加賀谷学(千葉雄大)が、前作で捕まえた浦野善治(成田凌)の協力も得て、恋人・美乃里(白石麻衣)を危機から救い出そうと奮闘する。
今回は、千葉雄大×白石麻衣×成田凌のスペシャル鼎談。3人に作品の見どころや“座長・千葉雄大”の印象について聞きました。
――続編が決まった時の感想から教えてください。
千葉「まさか続編があるなんて考えてもいなかったからすごく不思議」
成田「僕は、前作を撮っているときに原作者の方から続編を書いていると聞いていました。ただ浦野が出るのかどうかは謎で…。だって前回は犯人として捕まった訳だから。出るとしたらどんな出方なんだろうって興味がありました」
千葉「そしたらまさかの協力者。その上、髪の毛は白髪になって登場(笑)。違和感なくていいね」
成田「作品では触れてないけど、きちんと理由はあります」
千葉「それにしても今回から参加の白石さんは、出来上がっているチームに入るのは大変じゃなかった?」
白石「最初は緊張しましたが、監督をはじめ皆さん温かい方ばかりだったので、甘えさせてもらったという感じですね。意外と早めに打ち解けられた気がします。本当にこのチームで良かったです」
――千葉雄大さんの座長っぷりはいかがでしたか?
成田「座長・千葉雄大という存在は大きかったですね。作品に対する姿勢がすごく真面目で、こちらも刺激をもらいました」
千葉「やめてよ。プロデューサーから“座長”と言われて、少しプレッシャーだったんだから」
成田「いや、本当にすごく良かった。言葉で引っ張っていくという感じじゃないけど、姿勢で見せるタイプで」
白石「すごい安心感がありましたね。実は私、一人の現場より千葉さんとのシーンのほうが落ち着けましたから(笑)。頼りになりました」
千葉「そう言ってもらえるとうれしいです」
――続編だからこそのプレッシャーや気をつけた点はありますか?
成田「いかに期待を裏切らないようにするか。そして、そこに応えつつも新しいものをプラスしてどう超えていけるのか…。そこが楽しくもありプレッシャーでもありました」
千葉「今回は、前作では描かれなかった加賀谷と浦野のバックボーンが描かれていますが、続編ならではのつながりはあるようでないというか…。登場人物が同じというくらいの気持ちで見てもらっても楽しめると思います。あと個人として気になったのは、やはり前回から1年たっているので、少しは役者として成長した姿を監督含め皆さんに見せたいなって。それが見せられているかはわからないですが…」
白石「私は前作を一視聴者として見させていただきましたが、追われている感じが恐怖で、ハラハラドキドキさせられました。それを今度は私が演じると聞いてもう不安で…。でもそこはうまくできたと思っています。あと前作と違うのは、加賀谷と美乃里のラブストーリー。加賀谷の魅力が引き出されているはず。まぁ彼女の立場からすると、あまりはっきりしない加賀谷はどうなの?と物足りなさを感じましたが(笑)」
千葉「ちょっと言っておきたいことがあるんですが、僕は加賀谷みたいにうじうじしていないし、はっきりしていますから。あれはあくまでも僕が演じたキャラ(笑)。これは最初に白石さんに言っておきたいと思っていました。でも、そういうところが加賀谷らしいと思ったりもします」
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