現在公開中のミステリー映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」。続編となる今回は、神奈川県警サイバーセキュリティ対策室に所属する刑事・加賀谷学(千葉雄大)が、前作で捕まえた浦野善治(成田凌)の協力も得て、恋人・美乃里(白石麻衣)を謎の人物・Mから守る物語。
新キャラクターとして、かつて、加賀谷と一緒にWEBセキュリティー会社を立ち上げ、美乃里が務める会社の社長・笹岡一(ささおか・はじめ)として鈴木拡樹が出演。
今回は、鈴木に映画に参加した感想や、千葉雄大や中田秀夫監督がつくる現場の雰囲気について聞いた。
――笹岡を演じてみていかがでした?
参加するからには、今回のテーマである、“誰がMなのか?”というのをちゃんと意識し、もしかしてこの人では?と思われるように演じたいと思いました。そのため、疑わしい部分やどこか怪しい感じを出せればと思って。監督ともに話し合いながらキャラクターを作らせてもらいました。
――撮影初日は、加賀谷と笹岡の若かりしころの写真撮影だったと聞きましたが。
そうなんですよ。千葉さんと初めましてなのに、めちゃくちゃ仲のいい写真を撮るという…(笑)。結構くっついて撮りました。最初は表情も堅かったみたいですが、次第にいい雰囲気になってすごくいい写真ができました。この写真も後々キーポイントになるので、お見逃しなく。ちなみに初めてなのに意外と自然とできたのは千葉さんが構えないスタンスでいてくれたから。一緒の空間は悪い気がしなかったです。
――今回初共演となった千葉さんの印象を教えてください。
圧倒的な癒やしの力を持っていますよね。千葉さんがいないところで千葉さんの話をするとき、最初に思い浮かぶのが笑顔なんですよ。これってすごく強いなって。笑顔が印象的というのもありますが、好印象だからこそ笑顔。それは現場をご一緒しても変わらなかったです。さすがです。
――笹岡は美乃里の会社の社長ということもあり白石麻衣さんとの共演シーンも多かったですが、白石さんの印象を教えてください。
プロ意識の高さを感じました。最初は緊張されているのかな?と思うところもあったのですが、カメラが回るとそんなことを微塵も感じさせず。どんなオーダーがきても真っすぐな声で「はい」と返事をする姿と、負けない目力が印象的でした。さすがだなと思いました。
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