「クリエイターズ・ファイル」#59 矢延城 戦国まごころ武将隊

2020/02/22 11:50 配信

バラエティー

ロバート・秋山竜次扮する最先端のクリエイターにインタビューする「クリエイターズ・ファイル」。今回は、独自の活動で矢延町の町おこしに大きく貢献する「矢延城 戦国まごころ武将隊」を取り上げます。メディアでも取り上げられ、歴史好きや子供のみならず、女性からも絶大な人気を得ている秘密に迫りました。 

戦国まごころ武将隊 左から義丸(よしまる)、岩曽根成虎(いわそね・なりとら)、石川勝延(いしかわ・かつのぶ)撮影 :井上佐由紀 (c)クリエイターズ・ファイル


其の壱:戦国まごころ武将隊 見参だがじゃぜや〜!


岩曽根「今こそ、道閣寺への道は開けただがじゃぜや〜! 我は、矢延城城主、岩曽根成虎だがじゃぜや〜!」

石川「晴天は我に味方するにあり。成虎様、一の家来、石川勝延だがじゃぜや〜!」

義丸「戦は南南東にあり。矢延城の門番、この義丸に任せただがじゃぜや〜!」

──今では言わずと知れた歴史的観光スポットでもある矢延城西突起門の前に、矢延三勇士の声が鳴り響いていた。先ほどは、女性ファンを中心に多くの歓声が上がっていましたね。

岩曽根「今日は新曲『ユーロ・デ・YANOBEビート』のリリースイベントを行っておったんだがじゃぜや。ここ矢延の魅力を凝縮した一曲だがじゃぜや」

石川、義丸「ぜひ聴いてほしいだがじゃぜや〜!」

──地元愛たっぷりに曲を宣伝する彼らは、矢延を中心に活躍する戦国まごころ武将隊の皆さんだ。毎週土日に矢延城前でフリーライブを行ったり、矢延城歴史案内ツアーなどを開催しているのだ。ところで、先ほどから語尾につけられている「だがじゃぜや」とはなんですか?

岩曽根「ぬぬ、おぬし、そんなことも知らないだがじゃぜや〜! はい、これはですね、ここ矢延町で古くから使われている方言の一つなんです」

石川「ふはははは。もっと多くの人に使ってほしいだがじゃぜや〜! はい、現在、矢延町はですね、昔の言葉を使う人も減ってきておりますので、ぜひこの矢延の良さを広めたいものです」

──と、時折、真剣なトーンになるまごころ武将隊の皆さんは、何を隠そう矢延の役場の職員なのです。

春休みは是非矢延町に来るだがじゃぜや〜!撮影 :井上佐由紀 (c)クリエイターズ・ファイル


実は僕たちが戦国まごころ武将隊です!撮影 :井上佐由紀 (c)クリエイターズ・ファイル