「クリエイターズ・ファイル」#59 矢延城 戦国まごころ武将隊

2020/02/22 11:50 配信

バラエティー

その弐:矢延は魅力ありすぎだがじゃぜや〜!


矢延城西突起門でのリリースイベントには女性ファンもたくさん!撮影 :井上佐由紀 (c)クリエイターズ・ファイル


──矢延の魅力とはどんなところなのですか?

岩曽根「ぬぬ、どんなところ? そんなのありすぎだがじゃぜや〜! はい、回答させていただきます。ここ矢延の魅力はなんと言っても、岩曽根成虎が築いた矢延城に凝縮されていると思います」

義丸「そうですね。矢延城は、完全固定文化財に認定され、築城から1200年たつと言われています」

岩曽根「最上階には、東洋一とうたわれる豪邸天守閣。瓦のコケ桜は、侵入者が滑って城に登れないようにする効果があったと言われています。教科書で習った完部新作もここで足を滑らせ頭を打ち、天下を諦めたといいます。矢延は、この矢延城を中心に栄え、たくさんのにぎわいがあったといいます」

──では、現在もその時代から続く名産などはあるのでしょうか?

岩曽根「ぬぬぬ! おぬし、矢延のことを何も知らんだがじゃぜや〜!」

石川、義丸「無礼な、許さんだがじゃぜや〜! 覚悟〜!」 

──勘弁してください〜。

岩曽根「はい、ここ矢延にはたくさんの名産があります。おいしいものばかりですよ」

──先ほどの『ユーロ・デ・YANOBEビート』には、“酢味噌 鼠ネギ ひょうたん醤油~”という歌詞がありましたね。

岩曽根「そうだがじゃぜや。、酢味噌や鼠ネギはもちろん、軟膏、ピーコート、緑色の帽子、油性のマジック、霧吹き、ステーションワゴンのようなもの…全てこの矢延町が誇る名産だがじゃぜや」

義丸「その時代、俵にいたネズミが一本残さず食べ尽くしたほどうまいネギということで、鼠ネギという名前がついたと言われています」

石川「キツツキタルトだけは食べて帰ってほしいだがじゃぜや」

岩曽根「一口サイズに砕いたタルトをからっと揚げて、酢味噌をつけて食べる矢延伝統の銘菓だがじゃぜや」

石川「戦国時代、あまりに酢味噌がおいしいので民衆たちが何回も付けて食べていたところ、岩曽根成虎が『貴重な酢味噌だ。大切に食べなさい。酢味噌をつけていいのは、タルト一つにつき二回まで』と言ったという逸話が残っているだがじゃぜや」

──とてもおいしそうですね。

テレビにも引っ張りだこだがじゃぜや〜!撮影 :井上佐由紀 (c)クリエイターズ・ファイル