助演女優賞は小池栄子 “弟”満は『(生田)斗真にとても似ていました』【ドラマアカデミー賞】

2020/02/27 18:30 配信

ドラマ

第103回ドラマアカデミー賞で助演女優賞を獲得した小池栄子撮影=玉井美世子

生田斗真は「天才だなと思うぐらい、柔軟性も対応力もあり過ぎる人」


――生田さんとは2016年の劇団☆新感線の舞台でご一緒していらしたということで、姉弟役にもすぐに入っていけたのでしょうか?

そうですね。斗真とは普段喋っている時の温度と変わらない感じでした。私は綾子みたいなキツいことは言わないですけど、プライベートでも綾子と満みたいな感じなんですよ。斗真は可愛らしい弟のような方なので、役作りらしい役作りは特に必要ありませんでした。

――生田さんの魅力はどんなところだと思いますか?

彼は天才だなと思うぐらい、柔軟性も対応力もあり過ぎる人だと思います。私は彼の全てを知っているわけではありませんが、満役にも合っていたと思います。甘えん坊で寂しん坊で繊細で、人をちゃんと見ているところなどが、私の知っている斗真にとても似ていました。

若い頃にたくさん戦ってきて、そして舞台で鍛え上げられたものもある。そういうものが現在の彼に出ているんだろうなと、満を演じる斗真を見ながら感じていました。それから、コメディセンスもすごくて、そんな言い方するんだ!という面白い言い方をしてきたりするんですよ。結構家で練習してきていたみたいで、努力家でもあるんです。