乃木坂46の与田祐希が、5月29日(金)に全国公開される映画「ぐらんぶる」で映画初出演を果たすことが明らかになった。
本作は、「good!アフタヌーン」(講談社)で2014年4月から連載中の原作・井上堅二、漫画・吉岡公威のコンビによる漫画「ぐらんぶる」が原作。
ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックで、既刊14巻で440万部を突破しており、2018年7月から9月にアニメ化もされた。
主に衣装の面で絶対に映像化不可能と言われている本作を、英勉がメガホンを取って実写化される。
与田が演じるのは、竜星涼演じる北原伊織のいとこで、同じ伊豆大学に通うヒロイン・古手川千紗。伊織と耕平(犬飼貴丈)のダイビングサークル仲間で、普段はクール、でもダイビングのこととなると優しくキュートなしぐさを見せる“クーデレ”(クール+デレ)美少女だ。
与田は、乃木坂46史上最多応募となった2016年3期生オーディションで合格を果たしデビュー。翌年に発売された18thシングル「逃げ水」では異例のスピードで、初選抜にして初Wセンターに大抜てき。さらに1st写真集「日向の温度」が発売されると、初版で10万部発行を記録し、2018年にはドラマ「モブサイコ100」(テレビ東京系)で女優デビューを果たすなど、多方面で活躍している。
そんな正統派アイドルグループの次世代エースが、ネットを騒がせる異色の青春コメディーである本作で映画女優デビュー。伊織と耕平のバカ騒ぎを虫ケラの様な目でさげすんだり、男たちを足で踏んだり、さらには白目をむくぶっ飛んだ顔を見せるなど、これまでの与田のイメージを覆す全力な体当たり演技で挑む。
与田は、「グループから離れた一人でのお仕事なのでとても緊張していました」とコメント。また、「私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません」と力強く語っている。
また、普段から与田を支えているマネジャーは「与田祐希、そして乃木坂46を応援していただいている皆さま、大変申し訳ございません」とまさかの謝罪。しかし、「ヤバい奴ら相手に与田が金属バットを振り回し、飛び蹴りをかます姿を見ていただければ、きっと安心していただけるはずです」と、与田の新たな才能の開花に自信をのぞかせている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)