――今回は人間の記憶がいかに曖昧であるかを検証する実験が行われましたが、記憶が曖昧で困った経験はありますか?
タカ:仕事のこととか、過去に訪れた店などで、トシは覚えているのに自分は覚えていないことがありますね。その逆で、自分は覚えているのにトシは覚えていないこともあります。
人間の記憶なんて全然あてにならなくて、自分は印象的だから覚えているのだろうけど、印象にないときは全然覚えていないですね。
トシ:僕らは結構地方ロケに行くので、二人とも全く覚えていないことが多いけれど、温水洋一さんはしっかり覚えていますね(笑)。
タカ:自分はこう思っていたのに、話をしてみたら全然違うということがあるので、過去の記憶をすり替えてしまっている可能性もあるなと思ったりもしました。
トシ:スタッフさんとかと久しぶりに会うと、覚えていなかったり、名前が出てこなかったりすることがあります。
タカ:この業界で働いていると、テレビで見ていた人なのか、会ったことがある人なのかが分からなくなります。「初めまして」とあいさつして、会ったことがある人だったら失礼なので、どうアプローチしようか悩むことがあります。
岡田:その気持ちすごく分かります(笑)。楽屋にあいさつに伺う際にすごく悩みます(笑)。
――番組では全国の名物刑事に密着していますが、今後どのような刑事に密着したVTRが見たいですか?
トシ:個性的な刑事が見たいですね。食いしん坊刑事のような、キャラのある、ドラマになりそうな人が見たいですね。
岡田:私は犯人の逃げ方が独特だなと感じた麻薬捜査のVTRが好きなので、麻薬捜査をする刑事に密着してほしいです。
タカ:名コンビの刑事が見たいですね。凶悪犯罪を追い掛けて、誰もが知ってるような「あの犯人、この人が捕まえたんだ」というVTRが見たいですね。あと、実際に現場に行ってみたいです。
トシ:足手まといだよ! 邪魔になるよ! 視聴者にも反感買うよ!
タカ:VTR見ているだけでもすごく緊張するので、あの臨場感を遠くからでいいので見たいな、と思いました。ロケにも出てみたいです。犯人を見つけたい!(笑)
――女性刑事が活躍しているVTRを見て、女性の方がいざというときに肝が据わっているという話がありましたが、それを実感したエピソードはありますか?
岡田:私の友人が「彼氏の香水が変わった」と話していて、多分浮気をしているから、浮気相手の匂いが付いていると言っていて、そんなことまで分かるんだと思って驚きました。
トシ:そこまで大きな事件とかはないですけど、この前家でコーヒーをこぼしてしまって慌てていたら、奥さんがサッと拭いてくれて、少しのことでは動じないというか、落ち着いていますよね。
タカ:子どもが吐いてしまいそうなときとか、僕は慌ててしまうんですけど、奥さんはビニール袋をすぐに用意したりとか、いざというときに強いです。
――最後に見どころを教えてください。
トシ:見どころはやっぱり、二転三転したひき逃げ事件ですね。何人も容疑者が浮上する、ドラマや映画のような展開で、今までで一番長いVTRでしたし、楽しみにしていただきたいですね。
岡田:私は、目撃証言の曖昧さを身をもって体験したスタジオでの実験ですね。番組を見ながら一緒に考えてほしいです。
あと、事件に巻き込まれないことを祈っているのですが、もし何かあった際には、犯人の服装で“見るべきポイント”があると分かったので知ってほしいです。
タカ:本当にVTRに緊迫感があって面白かったので、その足を引っ張らないようなスタジオワークに注目ですね。VTRを邪魔しない、ストレスを感じさせない絶妙なスタジオワークを見ていただきたいです。
トシ:スタジオがあった方が良いねって言われるようにならないと!
岡田:またスタジオ要らないって書かれちゃう(笑)。
トシ:エゴサーチしたら教えてね(笑)。
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