自転車に乗った高校生が自動車にはねられたひき逃げ事件。この事件で警察は容疑車両の特定に成功した。しかし、いくつもの防犯カメラでその様子を捉えているにも関わらず、なぜか犯人の行方が掴めない。
警察の執念の捜査で車を見つけ出すが、車の持ち主と事件発生時の運転手が違うことが判明。さらに、事件発生後に通報した男性も姿を消していた。一筋縄ではいかない展開の連続である。
次から次へと二転三転する事件は、まさにドラマや映画のようである。筆者も警察になった気分で事件について推理しながら見ていると、あっという間に時間が過ぎていた。
想像の斜め上をいく展開にあ然とし、全く予想できない「そんなことある?」と思うような事件だった。そして、謎が多いこの事件で、点と点が線に繋がったときはスッキリした気分になれると思う。
さらに、スタジオでは目撃証言の曖昧さを検証する実験も行われた。その内容は、突然スタジオが襲撃され、犯人が逃走する。犯人逮捕のため、目撃者となったタカアンドトシ、岡田結実が襲撃犯の特徴を書き出し、警察の捜査に協力するというもの。私自身も犯人の特徴について書き出してみたが、一瞬の出来事に驚き、犯人について全然思い出せなかった。
再度、答え合わせのためにスタジオに犯人役が登場するのだが、自分自身の記憶の曖昧さにショックを受けた…。元刑事の方々が、犯人と目撃証言について解説するなかで、犯人の見てほしいポイントを明かすので、是非そこに注目してほしい。
日本の治安を守るために日々奮闘する警察官や刑事たちの姿を見ることで、仕事への熱い思いや、警察の重要性を改めて感じることができる。
私たちの身の回りに起こり得る犯罪に警鐘を鳴らしたり、近年増加している犯罪を知るきっかけにもなるこの番組から目が離せない。
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