元BiSのアヤ・エイトプリンスが初のビジュアルブック「スプリンクル。」「bouquet」を1月17日に2冊同時発売。アヤの魅力が存分に詰まったバラエティーに富んだ同作品を発売した心境、そして事務所に所属することなくソロ活動を始めたことなどを、インタビューで語った。
――ソロとなり、ここまで活動した率直な感想を教えてください。
今まで自分がグループにいた時に知らなかったことが、今ではたくさん知ることができています。例えばこんな事まで大人が決めてくれていたんだなと日々実感しています。
――ソロになって最初の一歩だからこそどの仕事にするか、慎重に選ばれていたみたいですね。
そもそもこのような未来になることは、あまり想像していませんでした。事務所に入るんだろうなと私自身勝手に思っていたんです。
むしろ最初の頃は、事務所に入るしか道はないと思い込んでいたくらい。選択肢はその一択しかないと思っていた中で、いろんな関係者の方とお話をしていくうちに、事務所に入って活動するよりも、個人で活動していった方が良いんじゃないかというお言葉を頂き、一回どうなるかを試してみるという意味でも、フリーで活動し始めました。それがきっかけです。
――その事務所の方にソロでやっていった方が良いと言われた理由はなんですか?
私のやりたいことへのビジョンについてや「現在こういうお話が来ていて、このように進んでいます」「今は一人でこんなことやっています」などとお話をしていったら、「そこまでやれているんだね」と言われたんです。
そして、私にお声掛けいただいた事務所さんは、音楽というよりも女優さんが多く所属している事務所さんで、やりたいことには少しマッチしなかったので、「ソロで活動していった方がアヤさんには合っていると思います」と言っていただけたんです。
それは周りの支えもありながらできている事ではありますが、一人でやれているという結果でもあるので、一人でやっていった方が良いんじゃないかという結論に至ったんです。そこでフリーになる決心をしました。
――アヤさんの考えていたビジョンとは何だったのですか?
アイドルよりも歌に特化したようなアーティストになりたいと考えていることが一番ですね。
先ほどお話しさせていただいた事務所さん以外にも、アイドルの事務所さんに多くお声掛けいただいていたんです。ただ、今から私が別の事務所にアイドルとして入っていくことは、その時の自分にとって違うなと思ったんです。
だから、そのアイドルの事務所さんには申し訳なかったのですがお断りしました。今後は歌を軸において活動することが、ビジョンの一つです。
――初めの一歩に近い大事なステップにおいて、今回このビジュアルブックをリリースしようと思ったきっかけはなんだったのですか?
ご紹介によって今回のお話を頂いたのですが、私元々ビジュアルブックや写真集に憧れがあって、出すことが夢の一つだったんです。だから、このお話を頂いた時に「ぜひやりたいです」とお答えしました。この話を頂いたのは去年の夏くらいですね。でも、昨年夏に体調を崩してしまって…。瀕死していたんです。
――食当たりか疲れだったんですよね。
そうですね。それかプーちゃん(プー・ルイ)に言われたのが、「呪い」じゃないかと(笑)。
私、食当たりとかしたことなかったんですけど、おそらく7月中に2回居酒屋に行って、そこで食べた物が当たってしまったのかもしれないです。
何にあたったのかすらもよく分かっていないのですが、十分に火が通ってなかったのかもしれないです。だから、今怖くてあまり生ものなど食べられないんですよね。食べ物に対して少し恐怖心があります。すごく気を付けています。あんな思いを二度としたくない。
だから、このビジュアルブックの話も、体調を崩したことによって私からご連絡できなくなってしまった時があるんです。すごく申し訳ないことをしたと思いますね。
体調が復活してからの話の流れはスムーズだったのですが、実際の撮影の時、台風で撮影ができなかったなど、波乱万丈の撮影だったんですよ。
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