井上尚弥×藤原竜也のスペシャル対談が実現! 二人をつなぐ香川照之には「付いていけない」!?

2020/02/28 18:30 配信

映画

「プロとして『魅せる』ことは必要ですけど、第一は勝つこと」


この日の対談の模様は、4月4日(土)昼2:30よりWOWOWでプライムにて放送


――リングに立った時はいつも「主役」という立場だと思いますが、見られている意識や、「エンターテインメント」という意識はご自身の中でありますか?

「演じる」のとはまた違うとは思いますけど、リングに上ったら「相手を倒す」っていうのが最優先事項になりますから。お客さんに見られているといったことは考えずに、目の前の相手を倒すことしか考えていませんね。

――リングに立っている中で、周りの声が聞こえなくなるようなことはありますか?

声は聞こえていますよ。お客さんの声援に助けられることもありますし。

――先日試合のあった「デオンテイ・ワイルダー×タイソン・フューリー」戦はご覧になりましたか? 両者共に入場を派手にやっていましたが。ラスベガスの試合ではそうしたエンターテインメント性も求められてくるかと思いますが…。

試合はダイジェストで見ましたけど、入場は見れていないですね。ただ、コスチュームを着て(派手な入場をやって)疲れていたら何にもならないですし(笑)。

プロとしてそこでも「魅せる」ことは必要ですけど、第一はやっぱり勝つことですから。(次のラスベガスの試合も)入場演出とかは全然考えていないです。

――試合後振り返ってみると、緊張感のあるリングに上がることは「快感」だったりするのでしょうか?

そうですね、「快感」になっていると言っても過言ではないと思います。

――かねてから「プレッシャーは大好物だ」というお話をされていますが、次の試合について、対談の中では「舞台がラスベガス」で、「軽量級でありながらメインイベント」で、「アジア人同士」ということにプレッシャーを感じていると話されていました。

そこに関しては、やっぱり試合内容で魅せなきゃいけないと感じてはいるます。ただ、それを感じすぎると自分本来のスタイルが崩れてしまうので、そこは難しいところではありますけど、やっぱり豪快にKOすることが一番だと思います。