ことしの“ABC 夏の高校野球応援ソング”が、現役女子高生アーティスト・川上ジュリア(JURIAN BEAT CRISIS)が歌う「ずっとここから」に決定した。同時にことし新設された“熱闘!高校野球マネジャー”に就任することが分かった。これまでFUNKY MONKEY BABYSやウルフルズらが担当してきた高校野球テーマ曲を、現役女子高生の川上がフレッシュに歌い上げる。
ことしもABCが総力を挙げて「第93回全国高等学校野球選手権大会」を放送することが決定。初代“熱闘!高校野球マネジャー”に選ばれた川上が「速報!甲子園への道」、「高校野球中継」、「熱闘甲子園」、ほか関連番組にも出演し、高校野球を盛り上げていく。実際に川上は球児を支えるマネジャーの気持ち、甲子園を目指す熱い思いに直接触れるべく、東日本大震災の被災地・宮城の陸前高田にある高田高校を訪れた。練習したくてもままならない同校野球部の監督らと接した川上は、野球部ナインをサポートする女子マネジャーと共にユニフォームをたたんだり、飲み水を運んだりするなど積極的にお手伝い。ことしの高校野球を盛り上げて全国に元気を届けること、そしてこの思いを胸に力の限り歌っていくことを誓った。
川上は「素直にうれしいです。数々の大先輩が歌ってきた伝統ある番組のテーマソングにもなるので、その歴史にも高校野球を応援する皆さんにも負けないように一生懸命歌います。そして私自身、高校3年生ですので私にとってこの夏は高校生活最後の夏になります。悔いの無いように全力で歌って、全力で応援していきたいです」と、率直な感想を。また、「ずっとここから」の歌詞について「自分にできることはとにかく一生懸命歌うこと。歌詞には高校野球で頑張る同世代の人たちはもちろん、今頑張っている全ての人たちへ向けて応援する気持ちを込めました」と、曲に込めた思いを明かした。さらに、「一生懸命努力すれば、いつか夢はつかめると信じています。頑張っても頑張っても、うまくいかないときもありますよね。でも、そのとき悔しさをバネに一生懸命努力することで、夢に一歩近づけるのだと思います。さまざまな困難もあると思いますが、一生懸命努力しているのはすてきですよね。悔いの無い毎日を一緒に送りましょう」とエールを送った。
朝日放送の赤塚欣也プロデューサーは「川上ジュリアさんの歌う姿を見たとき、甲子園球場で高校球児の一生懸命な姿、そしてアルプススタンドで大声を出して応援する人の姿に重なりました。そんな彼らへの応援ソングは等身大のアーティストに歌ってほしい。そんな思いから、現役高校生の川上さんに注目しました。川上さんもことしの高校球児と共に、一気に羽ばたいてもらいたい。そして、高校生である川上さんが歌う等身大の歌が、ことしの夏、甲子園を目指す高校球児たちの胸に刻まれていってほしい、そんな願いを込めて最終的に川上さんを抜擢しました」と、川上の起用理由を明かした。
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