映画「惡の華」Blu-ray＆DVDが3月3日(火)に発売される。これに合わせて、豪華版の特典ディスクに収録されているメーキング映像の一部が公開された。
伊藤健太郎・玉城ティナ共演で2019年に公開された同作は、押見修造による同名の自伝的コミックが原作。憧れの女子の体操着を盗んで逃げてしまった主人公・春日高男(伊藤)が、一部始終を見ていたクラスメート・仲村佐和(玉城)に“悪夢のような主従関係”を持ちかけられるというストーリー。
今回公開されたのは、教室のシーンのメーキング映像。カメラに向かって語りかける伊藤とその横でかわいらしくポーズを取る玉城、2人で仲良く話している様子から一転、緊迫感のある撮影シーンなどが映し出されている。
「惡の華」豪華版はこのほか、劇場公開版では描かれなかったシーンが追加された特別編集版「惡の華＋」や、伊藤健太郎×玉城ティナ×監督・井口昇による「惡の華」本編ビジュアルコメンタリー、さらに「惡の華＋」には原作者・押見修造×監督・井口昇のオーディオコメンタリーも収録され、特典映像を含めた大ボリュームの4枚組に。
さらに、原作者・押見修造描き下ろし三方背BOX＆デジスタック仕様、8枚セットの大判ポストカードを封入した豪華仕様となっている。
山々に囲まれた閉塞感に満ちた地方都市。中学2年の春日高男(伊藤)は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着を掴み、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃したクラスの問題児・仲村佐和(玉城)は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まった…。
仲村に支配された春日は、仲村からの変態的な要求に翻弄されるうちに、アイデンティティーが崩壊し、絶望を知る。そして、「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じ始めた頃、2人は夏祭りの夜に大事件を起こしてしまう…
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